[受付時間] 10:00〜19:00
シャネルのバッグや財布はルイヴィトンやエルメスと同様に偽物のコピー商品が多いブランドです。
オークションやフリマアプリでも数多く出回っているので、しっかり本物と偽物の見分け方を覚え偽物を買わないようにしましょう!
目次
ギャランティーカードは本物か偽物かを見分けるのに大切なポイントです!
また、ギャランティーカードがあるから本物!とすぐに判断しないようにしましょう!
シャネルはギャランティーカードも精巧に作られている偽物もたくさんあります。
本物のギャランティーカードの特徴やよくあるコピー商品のギャランティーカードの特徴をしっかり覚えましょう!
本物のギャランティーカードの「1」のフォントは決まっています。
図のAの本物の「1」のフォントは図Aの青丸部分の下側部分に下線があります。
一方、偽物の「1」のフォントには下線がありません。下線が無い「1」であれば偽物と判断しましょう!
※偽物でも1に下線があるモノもたくさん出回っているので注意しましょう!
シャネルのギャランティーカードのフォントは全てゴシックです。
フォントが明朝などゴシック以外のモノは偽物です!
すかしはギャランティーカードのシリアル番号の横にある部分です。
こちらは本物はしっかり透かしになっており、角度を変えて見るとシャネルのココマークが見えたり、消えたりします。
一方、偽物の場合は見る角度を変えてもずっと同じように見えたままです。
これは透かしではなく、本物に似せて印刷されただけなので、同じように見えたままになってしまいます。
透かしは古いギャランティーカードには無いのでこちらも注意が必要です。
昔からある偽物の特徴として日本語がおかしいことが多いです。
・日本語の文章自体がおかしい
・「る」が「ゐ」になっている
・象徴の「徴」が違う文字になっている
ギャランティーカードだけでなく、冊子や説明書なども同じで日本語がおかしかったら偽物です。
現在販売されているモノでシリアルナンバーの桁数は0を含めた7桁と8桁と9桁しか存在しません。
10桁や6桁のモノは偽物です。
ギャランディーカードにあるシリアルナンバーの桁数と先頭の番号は作られた年代によって決まっております。
画像のシリアルナンバーの先頭は「9」なので、2005年の製造ということがわかります。
詳しくは「シャネルのGカード・シリアルシールの見方|製造年代一覧表」で確認ましょう。
本物のギャランティーカードは印刷も綺麗にされております。
偽物のギャランティーカードの中には印刷が粗いモノがあります。
画像を見るとわかるように、偽物はプリントが雑です。
1つ1つの文字が粗いのと背景に白い点が本物に比べ多く、印刷の粗さがわかります。
パッと見てチープな印象があれば詳しくチェックしましょう!
本物のギャランティカードは
英文2行目と3行目のqualityの「ty」の文字がくっついています。
くっついていないものは偽物と判断しましょう!
※「ty」がくっついている偽物やギャランティカードのみ本物という可能性もあるので注意しましょう!!
良くある偽物の特徴でギャランティーカードの特徴で本物より明らかに柔らかいものがあります。
本物のギャランティーカードはしっかりしていて固いのですが、よくある偽物はテレフォンカードのように柔らかく、また紙っぽい素材をしております。
ギャランティーカードの裏側にブラックライトを当てると一行だけ発光します。
古い商品のギャランティーカードは光らないものもあるので、光らないからと言って偽物と判断せず、あくまで真贋ポイントの1つとして判断しましょう!
シリアルシールも本物を確かめるのに必ずチェックしなければいけないポイントです。
精巧な偽物には当たり前のようにシリアルシールがついているので、シリアルシールがあるかないかの判断だけでなく、細かい部分までしっかり確認しましょう!
シリアルシールは実際にあるデザインに似せたものも多いので注意深く確認が必要です。
シリアルシールがあるか無いかは必ずチェックするポイントです。
ほとんどの本物のシャネルのバッグにはシリアルシールがあります。
バッグの内側に側面やポケットなど目立たない部分にあります。
稀に本物でもシールが無いモノもありますが、シールが無い商品は偽物の可能性が高く注意が必要です。
上の偽物の画像はシリアルシールが簡単に剥がれますが、本物はシリアルシールは簡単に剥がれません。
シリアルシールは剥がれないように作られており、擦れて削れたり、無理に剥がそうとしても必ず跡が残ります。
偽物の画像のように簡単に跡もなく剥がせたら偽物の可能性が非常に高いです。
シリアルシールの「1」の形もギャランティーカードの「1」の形と同じく、下部分に横線が必ずあります。
ギャランティーカードだけでなくシリアルシールの「1」の形も必ず確認しましょう!
シリアルシールの「1」の下線は古い商品には無い場合もあるので注意が必要です。
シャネルのシリアルシール「1」と同様に「0」の形も確認するポイントです。
1997年以降に作成された商品のシリアルナンバーの「0」には上の画像のように斜めに線が入っております。
1997年以降の商品で「0」に斜線が入っていなかったら偽物です。
こちらも「シャネルのGカード・シリアルシールの見方|製造年代一覧表」を見て確認しましょう!
ブラックライトを当てると正規品は写真のように「CHANEL」の横文字が赤く光ります。
光らないものは偽物と判断しましょう。
シリアルシールも年代によって違うので、「CHANEL」の文字が無いものもあり、それは光らないので注意しましょう!!
※シリアルシールは剥がれることもありますが接着面が強い為、基本剥れたあとが残りますのでシリアルシールが無い場合は、必ず確認しましょう!!
尚、ギャランティカードとシリアルシールの番号は一致しています。
ブティックシールとは販売店を示すアルファベットと販売日が書かれたシールです。
また、販売店を表すアルファベットと販売日はスタンプで押されており、これが手書きで書かれていると注意が必要です。
ブティックシールは新品で購入した場合、必ず色がゴールドのシールです。
シャネルの工房で修理した際はシルバーの色のブティックシールになります。
本物のブティックシールは購入店を表すシリアルと日付は基本的にスタンプで押されています。
偽物の画像のように手書きで書かれている場合は要注意です。(ヴィンテージのシャネルでまれに存在します)
シリアルシールからわかる製造年とブティックシールの販売日を比べ、製造年と販売日の関係がおかしくないか確認しましょう!
製造年と販売日が2年など大きく離れている場合も注意が必要です。
ロゴはシャネルの看板部分なので、しっかり丁寧に作られております。
ロゴ部分もシリアルナンバーやギャランティーカードと並んで本物と偽物を見分けるためにかかせないポイントになります。
本物のロゴは綺麗につくられており、雑につくられていることはありません。
上の偽物の画像のように荒い場合は偽物の可能性が非常に高いです。
本物でも使用による擦れなどで、色が剥がれていることがあるのでしっかり見極めが必要です。
まずロゴでチェックする部分は「C」の形です。
上の本物のCの画像の通り、切り口は必ず斜めに入っております。
偽物の画像のように切り口が横に真っすぐ入っていたら偽物です。
本物の画像のようにCの切り口をつなぐとまん丸になります。
これが偽物の画像のようにつなぐと楕円になったり、四角になったりしたら偽物の可能性が高いです。
ロゴの「H」にも特徴があります。
「H」の縦線と横線の位置関係は横線を基準にすると、本物の「H」の縦線は上の方が短く、下の方が長いです。
一方、偽物は横線を基準にすると下線と上線の比率が同じであったり、上線の方が長いです。
本物の「A」は上の尖った部分が横に切られいる形をしています。
一方、多くの偽物の「A」は形は上の先端が尖っています。
本物のシャネルのロゴのEの形は3本ある横線のうち真ん中の横線が下の線より少し短くなっております。
3本ある線のうち上の線が真ん中線より短かったり、長かったりいろいろあります。
偽物の画像のように真ん中の横線と下の横線が一緒の長さのモノは偽物です。
金具部分はどのブランドでも必ずチェックする真贋ポイントです。
シャネル製品のほとんどはマイナスのネジが使用されています。
本物でも稀にプラスネジの製品はありますが、ほとんどがマイナスネジのため、プラスネジが使用された商品にはかなりの注意が必要です。
この刻印は古いものにしか無い刻印になります。
左上にあるので見逃しが無いようにしましょう!!
これには様々な形状の刻印があり、精巧にできております。
刻印が潰れていたり、荒かったりしたら注意しましょう!!
シャネルでYKKのファスナーが使用されていることはありません。
YKKのファスナーが使用されている商品は、偽物か社外で修理されている商品です。
メッキの塗り方にも特徴があります。
他のブランドと同じく明らかに粗く塗られているモノは基準外です。
メッキがあからさまに歪んでいたり、ムラがあったりしたら基準外の可能性が非常に高いです。
また、角の仕上げが粗く、触った時に引っかかったり、痛かったりするモノは基準外の可能性が高いです。
チェーンの中皮は全て内側に織り込まれています。
実際に崩してみないと分からないので判断は難しいかもしれませんがマトラッセなどのチェーンの中革は、内側に3つ折りに織り込まれています。
シャネルのバッグや財布は精巧な偽物がたくさん出回っています。
また、古いヴィンテージ商品は最近のシャネルと作りが違う部分も多いので、1か所だけで本物と偽物を判断するのではなく、シリアルシールやロゴ、金具などの作りを見て総合的に判断しましょう!
尚、2021年5月の新作からギャランティカードとシリアルシールが廃止されました。
東京と大阪で定期的に開催しているセミナーではブランド品の基礎知識から真贋方法実際の商品を用意して説明しています。
起業を考えている方やフランチャイズリサイクルショップを考えている方などたくさんの方にご参加いただいております。
→ 『完全無料!ブランド品鑑定セミナー|東京と大阪で毎月開催中!』
2010年に社会保険労務士・FP 中村真里子事務所開業。個人事業主として 11 年になりました。元々の仕事は法人の経理事務ですので、個人事業主の経理も簡単に考えていましたが、当初は結構大変でした。個人事業主として開業して数ヶ月後にがんが発覚し、最近ようやく完全寛解となったがんサバイバーでもあります。ホームページでは社会保険、家計管理や投資に関する情報を発信しています。
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
ブランドハンズ
ブランドハンズの
選べる3つの買取方法
METHOD