CHANEL(シャネル)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

時計のアイコン 更新日2024年01月24日
CHANEL(シャネル)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

CHANEL(シャネル)の歴史①(創業者や発祥地)

創業年 1910年
創業者 ココ・シャネル
発祥地 フランス・パリ

シャネルは、時計などの小物アイテムや洋服などを扱う高級ブランドとして世界でも知られているトップブランドです。

1910年にココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)という人物が、シャネルの元となる帽子屋さんをパリに創業したのがきっかけとなっています。

その帽子店はココ・シャネルの名前から取り、シャネル・モードと名づけられました。

ココ・シャネルの商品は、当時としてはとてもシンプルなデザインで、ファッション的なデザインというよりもアートのような特徴のあるデザインでした。

 

CHANEL(シャネル)の歴史②(年表や沿革)

年号 出来事
1910年 シャネルの起源となる帽子屋を開業
1913年 高級リゾート地ドーヴィルに「ガブリエル・シャネル」をオープン
1916年 シャネル独自のモードラインを発表
1921年 不朽名作となった伝説的な香水「NO.5」誕生
1926年 喪服のイメージを覆した「リトル・ブラック・ドレス」を発表
1939年 第二次世界大戦の影響でほとんどの店が閉店に追い込まれる
1954年 パリのブティックを再オープン
2000年 シャネル史上初の男性用腕時計「J12」を発売

 

1910年:シャネルの起源となる帽子屋を開業

ココ・シャネルは、1920年にシャネルの起源となったシャネル・モードという名前の帽子屋をフランスのパリに開業しました。

ココ・シャネルのシンプルで独創的なデザインは、ガブリエル・ドルジアという女優が舞台で被ったことで徐々に評価されるようになりました。

 

1913年:高級リゾート地ドーヴィルに「ガブリエル・シャネル」をオープン

ココ・シャネルは帽子屋の成功をきっかけに、ドーヴィルという高級リゾート地に高級婦人服店のガブリエル・シャネルを開業しました。

お店の立地はとてもよく、ドーヴィルの中でも、当時の流行ファッション街の中心に店舗を構えました。

 

1916年:シャネル独自のモードラインを発表

1916年にシャネルが独自のモードラインを発表しました。

この出来事は当時のファッション界の歴史を大きく塗り替え、今後のファッション界を変革させる出来事でもありました。

当時の女性のコルセット着用を廃止し、ジャージ素材のドレスなどのシンプルかつ機能的なデザインを安いコストで製造していきました。

これにより、シャネルの知名度は非常に高くなっていきました。

 

1921年:不朽の名作となった伝説的な香水「NO.5」誕生

女性用のシンプルかつ機能性のあるファッションを発表したことで有名になったシャネルは、1920年にエルネスト・ボーという調香師に出会います。

シャネルはエルネスト・ボーと共に、ありとあらゆる香水を作成していきました。

試作品には1つ1つに番号が振られ、その種類は80種類以上とも言われています。

その中で最終的に試作品の5番目をココ・シャネルは選択しました。

この5番目の作品が1921年にシャネルの不朽の名作となる伝説的な香水、NO.5として販売されました。

 

1926年:喪服のイメージを覆した「リトル・ブラック・ドレス」を発表

当時のファッションのイメージで黒という色は、喪服のイメージがあり避けられていました。

しかし、シャネルはこのイメージを覆すリトル・ブラック・ドレスを1926年に発表しました。

このリトル・ブラック・ドレスはシャネルの最高傑作と言われ、黒の喪服的なイメージを変えていくきっかけとなった作品となりました。

 

1939年:第二次世界大戦の影響でほとんどの店が閉店に追い込まれる

シャネルの快進撃も、第二次世界大戦の影響で一気に追い込まれることになりました。

1939年に当時シャネルの所有する店のうち、香水とアクセサリー店以外の店をすべて閉店することとなりました。

さらに、当時パリを占領していたドイツ軍の高級幹部とシャネルは愛人関係であったことが知られており、フランス国民から激しく非難されました。

1944年には裏切り者であるとして一度逮捕されてしまいますが、すぐに釈放され数年間スイスへと亡命することになりました。

ここからココ・シャネルの生活は、大きく変わることになりました。

 

1954年:パリのブティックを再オープン

シャネルは、第二次世界大戦が終了した9年後の1954年にパリで再び婦人服店をオープンさせました。

しかし、その当時にはシャネルのデザインは衰退しており時代の流行に乗ることができませんでした。

それでもココ・シャネルは諦めず、翌年にはシャネル・スーツと呼ばれるツイードを女性用スーツにした人気作品を発表し、モード・オスカー賞を受賞するほど評価されるようになりました。

 

2000年:シャネル史上初の男性用腕時計「J12」を発売

シャネルは2000年にシャネル初となる男性向けの腕時計J12を発表しました。

このデザインを施したのはジャック・エリュであり、シャネルに50年にわたり在籍した人物です。

その年月で培った知識と情熱を用いて、シャネル本来の特徴であるシンプルで機能性のあるデザインを取り入れた男性用腕時計を生み出しました。

そんなJ12は、限界まで無駄を省きシンプルで実用性の高いデザインなので、ココ・シャネルの意思を引き継いだ傑作と呼ばれる作品の一つとなっています。

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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