ルイヴィトンの本物と偽物を見分ける18のポイント&45の真贋方法

時計のアイコン 更新日2024年01月15日
ルイヴィトンの本物と偽物を見分ける18のポイント&45の真贋方法

どうも!ブランドハンズです!

ネットオークションやフリマアプリの普及で中古のブランド品を購入される機会が増えたのではないかと思います。

ルイヴィトンの偽物は大量に出回っており、中には偽物を本物と偽り出品されているものも多数あります。

今回は騙されて購入しないようにプロがルイヴィトンの本物と偽物を見極める方法を紹介します!

近年では一部分には本物を使用している偽物の商品も出回っており、

見分けるのが非常に難しくなっております。

一か所だけで判断するのではなく、たくさんチェックする部分がありますので、1つ1つ見ていきましょう!

是非お持ちのルイヴィトンと見比べてみてください。

チェックポイント1:製造番号(シリアルナンバー)

シリアル本物と規準外

偽物か本物か見分ける際に

必ず確認しなければならないポイントで簡単なのが製造番号(シリアルナンバー)です。

ヴィトンのバッグや財布に刻印・印字されており、

たいていの偽物は製造番号だけで見分けることが可能です。

※ブレスレットやキーホルダーなどのアクセサリーには本物のルイヴィトンの製品でも入っていないモノも多くあります。また、同じモデルによっても製造番号があるものと無いモノがあります。

 

シリアルナンバーの真贋ポイント

1 アルファベットや数字の並び、数字の数を確認

2 刻印の深さが均一になっているか

3 フォントが整っているか

 

本物のシリアルの特徴

本物のルイヴィトンの製造番号はアルファベットや数字の並び、数字の数に決まりがあります。

製造番号は基本的に「製造国のアルファベット2文字+製造年・月を表す数字4ケタ」です。

(例)TH0021、OR3368、SD884

アルファベット、フォントの形にも注意です。

基本的にはアルファベット2文字+数字4ケタですが、例外もあるので
詳しくは「ルイヴィトンの製造番号の刻印(シリアル)の見方と意味を徹底解説!」でご確認ください。

本物シリアル

イタリアの製造を表すアルファベット2文字「FO」と2009年の32週目に製造されたことを表す「3029」が入っております。

刻印の深さが均一で数字も綺麗に入っております。

本物シリアル

こちらもフランスの製造を表すアルファベット「SP」と2010年の51週目に製造されたことを表す「5110」が入っております。

偽物のシリアルの特徴

アルファベットや数字の数の間違いや並び順がおかしいなど、偽物によって違いは様々です。
※商品の素材によっては擦れてシリアルが見えないモノもたくさんあります。その場合はシリアル以外の部分で判断します。

基準外刻印1

N40579やM68152などあてはまらないモノは基準外です。
アルファベット1文字と数字5桁の製造番号は存在しません。
※ルイヴィトンのオーダーメイドで作られた商品はアルファベット3文字があります。

基準外刻印2

0と6のフォントが歪んでおります。同じ6でもそれぞれ形が違います。
フォントが雑な製造番号も基準外の商品に多い特徴です。

 

チェックポイント2:ブランドロゴ

ロゴ比較

ルイヴィトンのロゴ部分も見分ける際に必ずチェックするポイントです。

ロゴ部分はブランドでいう顔なので

「ロゴの押され方、フォントの種類、傾き」などが雑に作られているモノは偽物の可能性が非常に高いです。

また青丸部分のように本物はOのフォントが丸に近い形です。

基準外の赤丸部分は縦長で、明らかに違います。フォントの形もしっかり確認しましょう。

ブランドロゴの真贋ポイント

4 まっすぐ綺麗に入っているか

5 フォントの種類

6 Оの文字が縦長ではなく丸に近い形になっているか

7 刻印がつぶれていないか

8 縫製などにロゴが被っていないか

 

本物のブランドロゴ特徴

ヴィトン本物のロゴ

真っすぐ綺麗に入っている

本物ロゴ ルイヴィトン

 

偽物のブランドロゴ特徴

基準外のロゴ1

全体的にとても雑でところどころ文字がつぶれています。
横の文字とくっついていたり、eの中の余白がつぶれてなくなっている
本物のルイヴィトンでこのようなロゴはありません。

 

基準外のロゴ2

くっきり押されすぎている。「LOUIS VUITTON」のLとNが縫製とかぶっています。
本物ならロゴがかぶっていることはまずありません。
「made in France」のフォントがガタガタに歪んでいます。

 

チェックポイント3:ビス

ビスの見分け方

金具は本物と偽物で作りが大きく異なるポイントです。

それぞれ紹介します。

ビスの真贋ポイント

9 ビスに立体感があるか

10 刻印が綺麗に入っているか

11 ビス全体の輝き方

12 縫製などにビスが重なっていないか

 

本物のビスの特徴

ルイヴィトンのビスは多くの種類がありますが、特徴として

・立体感がある
・「LOUIS VUITTON」の刻印が綺麗に入っている

※輝き方にも特徴があり、基準外のビスはピカピカに光っており、本物のビスは少しくすんだ光り方をしております。

本物のビス1

本物のビス2

 

偽物のビスの特徴

基準外ビス1

本物と比べ、立体感が無くつぶれている。

LOUIS VUITTONのフォントもつぶれています。縫製にビスがかさなっています。

 

基準外ビス2

LOUIS VUITTONのフォントがつぶれています。
画像ではわかりにくいですが、本物と比べ色がピカピカに光っています。
安いメッキの色とは異なり、ルイヴィトンの金具は独特の色をしております。

 

チェックポイント4:フック

フック比較

フックも偽物と本物がわかりやすい部分になります。
本物は青丸部分の接地面がきちんとハマっていますが、
基準外のものは赤丸部分が明らかにハマっていません。

 

フックの真贋ポイント

13 接地面がしっかりと噛み合っているか

14 メッキが細部まで丁寧に塗られているか

15 作りがしっかりしているか

16 刻印がのっぺりしていないか

 

本物のフックの特徴

負荷がかかる部分なので、本物は耐久性があるようにしっかりと作りこまれている。
接地面がきっちりハマるようになっている。
メッキの塗りも細部までしっかり塗られている。

本物のフック1

本物フック2

 

偽物のフックの特徴

フックの接地部分の凹凸の作りが甘く、ガタガタなモノや、凹凸が無いモノが偽物に多いです。
また他の金具同様にメッキの塗りが均一に塗られていなくとても荒いです。

基準外フック1

接地面がずれております。
刻印ものっぺりしており、本物とは明らかに違います。

基準外フック2

赤丸の部分が本物のフックに比べて四角くなっております。
本物のヴィトンの青丸部分の接地面には凸凹がありますが、
こちらの基準外のフックは赤丸部分に凸凹がありません。

 

チェックポイント5:ファスナーの金具

ファスナー比較

スーパーコピーと呼ばれる精巧な偽物を見抜く重要なポイントがファスナーブルの金具です。
本物のルイヴィトンのメッキはムラがなく綺麗に塗られており、基準外の商品は細かく見ると微妙にムラがあることが多いです。
また、「lOUIS VUITTON」の刻印の周りの凹みがあります。

 

ファスナーの金具の真贋ポイント

17 メッキの塗りにムラが無いか

18 ブランド名刻印の周りに凹みが無いか

19 LVロゴの線の太さがしっかり区別されているか

20 刻印の粗さ

 

本物のファスナーブルの特徴

本物ファスナー

青丸部分、ロゴの太さがしっかりと区別されています。
メッキにもムラがありません。

本物ファスナー2

 

偽物のファスナーブルの特徴

刻印が雑で文字の周りがへこんでいる
メッキの塗りが甘く統一感がない

基準外ファスナー1

赤丸部分、ロゴの太さに変化が無く作りが雑なのがわかります。
本来太さはバラバラになっている部分です。
良く見るとメッキの塗りが均等ではなくムラがあります。
本物のメッキはしっかり均一に塗られており、ムラがあるものは存在しません。
メッキの塗り方は特に重要なポイントです。

 

基準外ファスナー2

メッキの塗り方が均一でも基準外の商品も多くあります。
上の画像のファスナーブルはメッキの塗り方は綺麗ですが、
LOUIS VUITTONの刻印が荒いのと、LOUIS VUITTONの刻印の周りが凹んでおります。
本物のルイヴィトンの金具の刻印でこのように刻印の周りのメッキが凹み歪んでいるものはありません。

 

チェックポイント6:ボタンの金具

ボタン金具の比較

カードケースやキーケースなどにあるボタンですが、こちらは簡単に見分けられる真贋ポイントです。

 

ボタンの金具の真贋ポイント

21 凸部分の先端の形

22 凹部分の中の2本の棒の位置

 

本物のボタンの特徴

本物ボタン1

ボタンの凸の部分ですが、先端がキノコ型の三角形になっております。

本物ボタン2

ボタンの凹の部分ですが、
中の2本の棒の位置が「LOUIS」のOとIの部分から「VUITTON」のUとOの位置に伸びています。

 

偽物のボタンの特徴

形が違います。

基準外ボタン1

よくあるボタンの基準外のボタンの凸部分が、先端が三角形ではなく、丸いです。

基準外ボタン2

中の棒2本が本物の位置とは異なります。

 

チェックポイント7:モノグラムキャンバスのCマーク

Cマーク

 

モノグラムキャンバスのCマークの真贋ポイント

23 キャンバス表面にCの形の小さな凹凸があるか

 

本物のCマークの特徴

モノグラムキャンバスを良く見ると凸凹があり、その中にCマークと呼ばれる「C」の形をした凸凹があります。
見つけるのがとても難しいのでCマークが無いからと言って偽物と決めず、
判断材料の1つとして考えましょう!

本物Cマーク

また、Cマークはモノグラムキャンバスに等間隔にあります。

 

チェックポイント8:ダミエのSドット

Sドット

 

ダミエのSドットの真贋ポイント

24 ブランドロゴの「PARIS」 Sの端が途切れて点になっているか
本物のダミエのバッグは「PARIS」のSの部分の端っこが途切れて点になっている部分があります。

※基準外でも点があるものも存在します。

 

チェックポイント9:縫製

縫製比較

基準外商品を見分けるのに縫製も特に重要な部分です。

 

縫製の真贋ポイント

25 縫製の間隔

26 糸の太さ

27 縫い目がぐちゃぐちゃになっていないか

28 一つ一つの縫い目の傾き

 

本物の縫製の特徴

本物縫製1

本物の縫製はしっかり綺麗に縫われております。
右端の部分で多少荒い部分がありますが、このくらいの縫製はOKです。

本物縫製

本物の縫製はよく見るとひとつひとつの縫い目に少し傾きがあります。

 

偽物の縫製の特徴

偽物縫製1

こちらの基準外の商品は糸が細く縫製の間隔が大きく空いています。
また、一部縫製がラインからはみ出し、ぐちゃぐちゃになっています
本物ではこのような縫製はありません。

 

偽物縫製2

こちらの基準外商品の縫製も雑です。
はみ出しがあったり、間隔がまばらになっているのがよくわかります。

 

チェックポイント10:コバの塗り方

コバの塗り方比較

コバの塗り方も見分ける重要なポイントです。
上の2つの画像はネヴァーフルという人気バッグの持ち手部分のコバの塗り方ですが、
見比べると違いがわかります。

 

良くある基準外商品のコバの塗り方の特徴は
・コバの塗りが厚い
・コバの色が赤い

この2つに注目してそれぞれ見てみましょう!

 

コバの塗り方の真贋ポイント

29 コバの塗りの厚さ

30 コバの色

31 コバの塗りにムラが無いか

 

本物のコバの特徴

本物コバ

こちらは本物のダミエのバッグのハンドル部分ですが、
ムラが無く、薄く綺麗にコバが塗られております。

 

本物コバ2

こちらは本物のモノグラムのバッグのショルダー部分です。
こちらもムラなく薄く塗られております。色は焦げ茶色です。

 

偽物のコバの特徴

偽物コバ

こちらは基準外のイディールのバッグのハンドル部分ですが、
本物のハンドルのコバと比べコバが分厚く塗られております

偽物コバ2

基準外のモノグラムのバッグのショルダー部分ですが、
本物と比べてコバの色が赤く、
塗りも厚く、ムラがあり雑な印象を受けます。

※財布やキーケースなどはコバが厚いモノもあります。

 

チェックポイント11:ヌメ革

ヌメ革も見分けるポイントの一つです。
しかし、偽物でも本物のヌメ革を使用しているモノが多く、
・劣化によって色が変わる
・消しゴムなどで表面を削ったものが出回っている
・本物でも古いヌメ革は現在のヌメ革と製造のされ方が違う
ことから判断が非常に難しいです。

 

ヌメ革の真贋ポイント

32 表面がカサついていないか

 

本物のヌメ革の特徴

本物ヌメ革

本物のヌメ革は劣化し変色しても表面がしっとりしている。

 

偽物のヌメ革の特徴

偽物ヌメ革

こちらの基準外のヌメ革は一見一緒に見えますが、
本物と比べ表面が乾燥しておりカサカサな印象を受けます。

 

チェックポイント12:パドロック

パドロック比較

パドロックも本物か偽物を見分けることができます。
それぞれ見ていきましょう!

 

パドロックの真贋ポイント

33 ロゴの刻印が綺麗に入っているか

34 刻印の深さが均一か

35 ロゴに歪みや潰れが無いか

 

本物のパドロックの特徴

本物パドロック

LVのロゴがしっかり綺麗に入っています。

本物パドロック

裏のロゴも深さが均一で文字が崩れている部分もなく、
綺麗に入っております。

 

偽物のパドロックの特徴

基準外パドロック

こちらの基準外のパドロックですが、
良く見るとロゴの赤丸の部分が歪んでおります。

 

基準外パドロック

裏側は明らかに刻印の深さに違いがあり、
商標マークの「R」と「MADE IN FRANCE」の部分の文字もところどころ潰れています。

※ゴールドのパドロックでも真鍮の素材だけでなく、ステンレスの素材のモノもあるので注意しましょう。

チェックポイント13:内側素材

内側素材比較

外側が非常に精巧に作られている偽物があります。
その場合でも内側は雑に作られているモノが多いので内側でしっかり判断しましょう!

 

内側素材の真贋ポイント

36 素材の質感

37 革がしっかり固定されているか

38 型崩れ・剥がれがないか

39 生地が柔らかすぎないか

 

本物の内側素材の特徴

本物素材1

こちら本物のルイヴィトンのバッグの内側です。
革がしっかり固定され、はがれることもなく型崩れがありません。

 

本物素材2

ダミエのバッグやデニムのバッグによくある内側の素材です。
多少やわらかいですが、ポケットの部分がしっかりしております。

 

偽物の内側素材の特徴

基準外内側1

こちらの基準外の商品ですが内側の素材が剥がれ、中で型崩れが起こっています。
本物でも内側の素材が浮いてくるモノもありますが、注意してみるポイントの一つです!

 

基準外内側2

ダミエやデニム生地のバッグによくある素材ですが、
本物は固く、型崩れがしないようになっております。
こちらの基準外の商品は生地がタオルのようにテロテロに柔らかく、
画像のように簡単に裏返すことができます。
ポケット部分も同じように柔らかいです。

(本物でも裏返すことができますが、生地が固く画像のようにはなりません)

 

チェックポイント14:接着剤のはみ出し

接着剤のはみだし

接着剤のはみ出しの真贋ポイント

40 接着剤がはみ出したりにじみ出ていないか

基準外の商品に多くあるのが、接着剤のはみ出しです。

本物の商品は丁寧に作りこまれているので、
接着剤がにじみ出て来たり、はみ出している商品はめったにありません。
接着剤がはみ出している商品は要注意です。

※ポシェットツインなどモデルによっては劣化してはみ出してくる商品もあります。

 

チェックポイント15:ヌメ革ハンドルのシワ

ハンドルのシワ 比較

 

ヌメ革ハンドルのシワの真贋ポイント

41 ハンドル内側にシワが出来ていないか

 

本物のルイヴィトンの商品は古くなってきても偽物の画像のようにヌメ革にシワが寄ることはありません。
本物のルイヴィトンは長く使用されることを想定して作られているので、
このようにシワが寄ることはありません。

 

チェックポイント16:ネジ

ネジ比較

ネジの真贋ポイント

42 プラスネジが使用されているものはNG

本物のルイヴィトンの製品でプラスネジを使用されている商品はありません。
プラスネジが使用されていたら基準外商品になります。

 

チェックポイント17:モノグラムキャンバスの色

キャンバスの色比較

モノグラムキャンバスの色の真贋ポイント

43 基準外は本物に比べて緑色気味

44 基準外は少しモノグラムが濃い

 

基準外のモノグラムキャンバスの色にも特徴があります。

画像では判断が難しいのですが、

本物と比べ、緑色でモノグラムマークが濃い印象です。

 

チェックポイント18:ハンドルの付け根

ハンドル膨らみ 比較

ハンドルの付け根の真贋ポイント

45 付け根に膨らみがあるか確認

 

バッグのハンドルの付け根部分のふくらみも特徴があります。
本物の付け根部分は中身がつまっており膨らみがあります。

一方、基準外の付け根部分は中身がスカスカで膨らみがありません。

 

まとめ

基本的に本物は細部までしっかり作られており、偽物は細部の作りが雑です!

18のチェックポイント45の真贋ポイントのまとめてみました☆

チェックポイント1:シリアルナンバー

1 アルファベットや数字の並び、数字の数を確認
2 刻印の深さが均一になっているか
3 フォントが整っているか

 

チェックポイント2:ブランドロゴ

4 まっすぐ綺麗に入っているか
5 フォントの種類が正しいか
6 Оの文字が縦長ではなくほぼ丸
7 刻印がつぶれていないか
8 縫製などにロゴが被っていないか

 

チェックポイント3:ビス

9 ビスに立体感があるか

10 刻印が綺麗に入っているか
11 ビス全体の輝き方
12 縫製などにビスが重なっていないか

 

チェックポイント4:フック

13 接地面がしっかりと噛み合っているか
14 メッキが細部まで丁寧に塗られているか
15 作りがしっかりしているか
16 刻印がのっぺりしていないか

 

チェックポイント5:ファスナーの金具

17 メッキの塗りにムラが無いか
18 ブランド名刻印の周りに凹みが無いか
19 LVロゴの線の太さがしっかり区別されているか
20 刻印の粗さを見る

 

チェックポイント6:ボタンの金具

21 凸部分の先端の形の形が三角になっているか
22 凹部分の中の2本の棒の位置を確認

 

チェックポイント7:モノグラムキャンバスのCマーク

23 キャンバス表面にCの形の小さな凹凸があるか

 

チェックポイント8:ダミエのSドット

24 ブランドロゴの「PARIS」 Sの端が途切れて点になっているか

 

チェックポイント9:縫製

25 縫製の間隔が整っているか
26 糸の太さを確認
27 縫い目がぐちゃぐちゃになっていないか
28 一つ一つの縫い目に少し傾きがあるか確認

 

チェックポイント10:コバの塗り方

29 コバの塗りが厚すぎないか
30 コバの色が赤っぽくないか
31 コバの塗りにムラが無いか

 

チェックポイント11:ヌメ革

32 表面がカサついていないか

 

チェックポイント12:パドロック

33 ロゴの刻印が綺麗に入っているか
34 刻印の深さが均一か
35 ロゴに歪みや潰れが無いか

 

チェックポイント13:内側素材

36 素材の質感を確認
37 革がしっかり固定されているか
38 型崩れ・剥がれがないか
39 生地が柔らかすぎないか

 

チェックポイント14:接着剤のはみ出し

40 接着剤がはみ出したりにじみ出ていないか

 

チェックポイント15:ヌメ革ハンドルのシワ

41 ハンドル内側にシワが出来ていないか

 

チェックポイント16:ネジ

42 プラスネジが使用されているものはNG

 

チェックポイント17:モノグラムキャンバスの色

43 基準外は本物に比べて緑色気味
44 基準外は少しモノグラムが濃い

 

チェックポイント18:ハンドルの付け根

45 付け根に膨らみがあるか確認

 

 

以上のように詳しく見ると本物は細部にまでこだわり、丁寧に製造されております。

 

それに比べ偽物は細部の作りが雑なモノが多く、一見わかりにくいですが詳しく見ると見分けることが可能です。

本物のルイヴィトンで同じ商品でも製造された年代や劣化・傷などで怪しく見える商品も中にはあります。

 

また、基準外の商品でも多くの種類があり、

すごく本物に近く作られているモノも多く、1か所では判断できない商品も多いです。

作り、生地、金具、刻印など様々な部分をしっかりチェックして総合的に判断しましょう!

 

 

 

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細心の注意をはらって購入しても、偽物のブランド品を買ってしまうことがあります。その場合、偽物であることを知らずに購入し個人的に使う場合罪に問われることはほとんどありません。

ただし、偽物であることを知りながら転売したり利益を得た場合、商標権を侵害したとみなされ罪に問われる可能性があります。

判断しかねる場合、買取販売のお店の目利きのできるスタッフに買取見積もりをしてみるとよいでしょう。

ネット通販やフリマアプリを利用する場合は、評価を確認して信頼できるのか確認しましょう。万一偽物であることが疑われるときは、すぐにフリマサイトや使ったクレジットカード会社に相談してください。

ファイナンシャルプランナー稲村優貴子(監修者)

監修者:稲村 優貴子(ファイナンシャルプランナー)

大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在FP For You代表として年間500件の相談・講演・執筆・メディア出演業務を行っている。余市町出身。二児の母。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。
資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、2級心理カウンセラー、野菜ソムリエ、ヨガインストラクター(RYT200)
趣味:旅行(世界遺産巡り)、食べ歩き、ホットヨガ

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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