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素材のベタつき・・・
カビ・・・
金具サビ・・・
型崩れ・・・
異臭・・・
ずっとクローゼットにしまっておいたのに。。。
なんでこんなにボロボロになってるの。。。?
あー。。。よくあるパターンですね。
実は正しい保管方法でしまっておかないと大事なブランド品は自然とダメージを蓄積していきます。
素材のべたつきや変色、サビ、型崩れ、、、、
あなたの保管方法、間違ってませんか?
ということで、今回はヴィトン製品の正しい保管の仕方、ダメージの対処法や改善方法をご紹介していきます。
目次
使い方や保管の仕方にもよりますが、3~10年以上使わずに放置しているバッグや財布によく見られるダメージが「内側素材のべたつき」です。
べたつき発生後に素材剥がれも誘発します。
強者になるとべたつきと素材剥がれを経て、内側のキャンバス地がむき出しになったりもします。
原因1:湿気
ヨーロッパ生まれのヴィトン製品は日本の高い湿度が大の苦手。
最近のバッグは内側を布素材にするなどべたつかない素材が採用されていますが、古いヴィトンのバッグの大半はこのべたつきが発生しやすい素材が使われています。
メインの収納が大丈夫でも、外ポケットは90%ぐらいの確率でべたついていると思います。
対処方法1:バッグの内側やポケットに乾燥剤を入れておく
メインの収納はもちろん、内ポケットや外側のポケットにも乾燥剤を入れておくとGood!
シリカゲルはフライパンで炒れば再利用できるすぐれものです♪
・シリカゲル 1g 10個 : 198円(この記事作成時の金額)
出典:amazon.co.jp
対処方法2:通気性の良い布に入れる
元々バッグに付属している布は分厚く、通気性には優れていません。
不織布と呼ばれる通気性の高い布袋に入れ、ほこりなどの付着を防ぎましょう。
・不織布 Mサイズ 10枚入り : 597円(この記事作成時の金額)
対処方法3:風通しのいい場所で保管
日本の気候は湿度が高く、特に押し入れやクローゼットの中は湿気がたまります。
クローゼットも定期的に換気し、バッグもいったん外に出して乾燥させてあげましょう。
べたつきは内側だけでなく、意外と外側にも発生します。
特に多いのがヴェルニ素材。
原因1:湿気
素材のべたつきはほとんどこの湿気が原因です!
対処方法1:クリーナーで拭く
エナメルの表面がべたついてるなーと思ったらこれ!
Collonil 汚れ落とし : 1,620円(この記事作成時の金額)
出典:amazon.co.jp
こんな感じで直接表面に出してOKです。
あとは綺麗な布やタオルで拭き取ってあげるとかなりべたつきを軽減でき、まだダメージの浅いものであればほぼ完璧にべたつきを取り除くことができます。
金具部分に発生する緑色のサビ。
このカビですが、そのまま放置しておくと、なんと金具が取れてしまうほど劣化してきます!
原因1:湿気
またまた登場の湿気!
天敵です!
対処方法1:湿気を防ぐ
べたつきの対処方法1.2.3を参考に!
対処方法2:発生したカビには爪楊枝と綿棒、ピカールを!
残念ながら発生してしまったカビも、一手間かけたら元通りになります!
使用するのはこの3つ
・爪楊枝 500本 : 75円(この記事作成時の金額)
・ピカール液 300g : 428円(この記事作成時の金額)
出典:amazon.co.jp
・綿棒 200本 : 152円(この記事作成時の金額)
まず爪楊枝で金具周りの錆を落とし。。。
綿棒にピカールを少しだけ付けてゴシゴシすると。。。
こんなにピッカピカに元通り!
※注意点
ヌメ革にピカールが付着すると革が変色するので、はみ出し厳禁!!
ポイントはピカールはほんの少量に抑えること!
綿棒は先が細いものがおすすめです☆
ヴェルニラインというエナメル素材のバッグや財布に多いこの変色。
特に淡い色には要注意!
さらに、ヴィトンのヌメ革に見られるこちらの焼け。
新品状態より少しアメ色に焼けている方が好きという方も多いですが、保管状態が悪いと真っ黒になります。
原因1:直射日光
日が直接当たるところは現金です!
紫外線により染料が変化し、変色や退色を促します。
原因2:水分
基本的に革製品全般に言えることですが、水分にとても弱いです。
ヴィトンのヌメ革は雨に濡れると大きなシミになったり、変色してしまいます。
対処方法1:日に当たらない場所に保管する
直射日光だけでなく、室内灯の光でも長時間浴び続けると同様の悪影響が及びますので、使わない時には光の当たりにくい場所に保管しましょう。
対処方法2:水や雨に濡れないようにする
ヌメ革は水分に弱い!
突然の雨など防ぎようがない時は仕方ないですが、極力水分は避けるようにしましょう。
変形してしまうとなかなか持って外に出るのは抵抗がありますよね。。。
原因1:保管の仕方が悪い
クローゼットの中でバッグが積み重なっていたり、ギュウギュウにしまいこんであったり。。
そのまま放置されたバッグは当然変形して形が崩れてしまいます。
対処方法1:スペースに余裕をもって保管する
「そんなんできたらやってるわ!うちにはそんなスペースがないんだ!」って声も聞こえてきそうですが。。。
そんなあなたにはぜひ聞きたい!
「今家にあるバッグ、全部使ってますか?何年も使ってないバッグもあるんじゃないですか?」
もうしそうなら、使わなくなったバッグは売ることでお小遣いにもなり、クローゼットの整理もできますよ♪
ちなみにこの定番のボストンバッグ「キーポル」ですが、折りたたんで保存できるってご存知でしたか?
こんな感じ。
裏から見るとこんな感じ。
正規店でもこうやって折りたたんで保管しているようです。
これならかさばらず型崩れすることなく保管できますね♪
小さいサイズのスピーディでも同じように折りたたむことができるのでぜひ試してみてください。
対処方法2:中にモノを詰める場合は詰め物を定期的に交換する
この画像みたいな感じで、型崩れ防止のために新聞紙やタオルを入れておいたからOK!
と思っていませんか?
実はこれ、注意が必要です。
型崩れ防止のためにものを詰めるのはいいのですが、新聞紙などはインクが商品に写ってしまうことがありますし、
タオルや布は菌が付着したまま長年放置しておくと雑菌が繁殖してカビの発生を促進してしまいます。
バッグの形にもよりますが、ダンボールをバッグの形に型どって入れておくとカッチリした形のまま保管できます。
特にモノをガバガバ入れやすいトートバッグなどに多いのが内側底部分の汚れ。
気をつけていても防げないこともありますよね。
原因1:化粧品や飲み物がこぼれる
特に女性のトートバッグの内側には多いですね。
女性はほんと荷物も増えて大変だと思います!
また、ボールペンを直接入れている方はボールペン跡がつくことも少なくありません。
対処方法1:バッグインバッグで小分けにする
化粧品の蓋が開いていてこぼれてしまった。。。といったアクシデントがあっても、ポーチなどを活用してバッグの中で仕分けしておくともしもの時も安心です。
・ルイヴィトン ポシェット・コスメティック
これを防ぐのはなかなか困難ではありますが。。。。
可能な限り防ぎましょう!
原因1:床においたり服などと擦れる
これは使用する上で致し方無いでしょう。
モノグラムやダミエであれば目立ちにくいですが、ヌメ革などの本革を角部分に使っている商品は擦れが目立ちやすいです。
原因2:どんなシチュエーションでも同じバッグを使う
「野外ライブにヴィトンのバッグ!」はさすがにないと思いますが、汚れたりする可能性があるのであればブランドバッグを持っていくのはよく考えてからにしてくださいね。
対処方法1:バッグを直接自転車のかごに入れない
ママさんはやりがちじゃないですか?
お子さんが小さかったりするとどうしてもこういったケースが増えると思います。
自転車のかごにバッグを1回でも入れてしまったら一気に角が擦れてしまうので、自転車でのお買い物時には汚れたり傷ついてもいいバッグを選ぶようにしましょう。
対処方法2:シチュエーションごとにバッグを使い分ける
お気に入りのバッグだとしても、行く場所や用途によってある程度はバッグを使いわけた方がいいでしょう。
ファスナーが固くて無理やり引っ張ったら革がちぎれた(↓の状況)なんてことはないですか?
原因1:湿気による金具の錆つき
またまた来ました湿気!
原因2:長期間放置
使わなくなったバッグのファスナーだけ開閉するってわけにもいかないとは思いますが。。。
対処方法1:ロウソクを塗り込む
アナログな方法ですが、これだけでかなりスムーズになります。
・ローソク 225g : 327円(この記事作成時の金額)
出典:amazon.co.jp
直接塗りこんだあとは、歯ブラシや布でロウを綺麗に拭きとってあげればOK!
金具の欠損や革が千切れてしまった、ボタンが取れたなど、自分でまだ使いたいのに使用できない程のダメージがある場合には以下のような選択肢があります。
阪急梅田店、阪急メンズ店を除く全国のルイヴィトンストアで修理を受け付けてくれます。
近くにヴィトンストアがない場合にはクライアントサービスに電話して修理申し込みをします。
メリット
デメリット
やはり正規店なら安心感が違います!
まだまだ使うつもりのバッグやお財布の場合は、ルイヴィトンで正規リペアをすることをおすすめします。
あまりおすすめはできませんが。。。
メリット
デメリット
中古品業界ではヴィトンの正規リペアを受けていない商品はヴィトン製品として扱われなくなります。
そのため、いざ売ろうと思っても買取を断られたり、自分でインターネットで売っても後々偽物だとトラブルになったりします。
この先自分で使い倒すつもりであればリペアせずに使ったり町の工房で修理しても問題無いですが、
もしこの先売ったり誰かに譲る予定があるのであれば、ヴィトン正規店でのリペアをおすすめします。
近年急速にその数が増えている買取専門店ですが、だいたいどこの買取店でもヴィトン製品を買取ってくれます。
また、カビが生えたり、千切れやボタンがとれた使い物にならないような状態でも買取ってくれるお店もあります。
近所に買取専門店がなくても、出張買取や宅配買取サービスを利用すれば全国どこからでも買取の申し込みができます。
メリット
デメリット
今回の記事では保管方法や簡易リペアの方法などを説明しましたが、
「なんのために保管しておくか」というのが結構重要だと思います。
・来シーズンまた使いたい
・娘がもう少し大きくなったら譲りたい
・定価が高かったから保有しておきたい
など、その理由は人それぞれだと思いますが、綺麗な状態のまま保管し続けるのは大変です。
保管しておくだけでも商品は劣化します。
もしこの先も使う予定がないのであれば、モデルとして新しくできるだけ綺麗なうちに売ることで、
といったメリットがありまよ☆
20年以上前の古いモデルから、カビやサビ、金具の欠損やショルダーの千切れなど使い物にならなくなったヴィトン製品でもぜひ一度お問い合わせください☆
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
ブランドハンズ
ブランドハンズ
ブランドハンズの
選べる3つの買取方法
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