HERMES(エルメス)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

時計のアイコン 更新日2024年01月26日
HERMES(エルメス)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

HERMES(エルメス)の歴史①(創業者や発祥地)

創業年 1837年
創業者 ティエリ・エルメス
発祥地 フランス・パリ

エルメスの創業者ティエリ・エルメスは元々は馬のサドルやハーネスを作る職人でした。

1837年パリのランパール通りに馬のサドルやハーネスをデザインし販売する店をオープンしたことが、エルメスというブランドの始まりとされています。

代表作はケリーやバーキンなどのバッグで、オータクロアというエルメス最初のバッグが元とされています。

 

HERMES(エルメス)の歴史②(年表や沿革)

年号 出来事
1837年 エルメスの起源となる高級馬具の製造アトリエをオープン
1880年 現在本店があるパリに移転させる
1892年 のちのバーキンとなる「オータクロア」誕生
1923年 ボリードの原型「ブガッティ」を発表する
1935年 ケリーの名称となった「サック・ア・クロア」を発売
1937年 スカーフの自社製造を始める
1938年 不朽の名作「シェーヌダンクル」誕生
1961年 香水部門が独立するきっかけとなった香水「カレーシュ」を発表する
1976年 カデナを目印とした時計「ケリー」を開発
2005年 バーキンやケリーからインスパイアされたモデル「ケリー2」を発表

 

1837年:エルメスの起源となる高級馬具の製造アトリエをオープン

1837年、当時は自動車や鉄道などがなく馬が交通のために利用されていた時代で、今の高級自動車などと同じように馬車の装飾や馬の数などによって自分の価値を高めていました。

そのため、馬の装飾や見た目というのはとても重要視されていました。

そんな世の中の流れを見て、初代ティエリ・エルメスは1837年に高級馬具の製造をする店をオープンし、おしゃれで機能性のある馬具を製造し販売するようになりました。

 

1880年:現在本店があるパリに移転させる

2代目シャルル・エミール・エルメスは、パリ万博で出品したサドルが金賞を受賞し、エルメスの名はヨーロッパ中に広まりました。

そして1880年に現在本店を構えるパリに移転し、製造から小売りまでを行うようになっていきました。

 

1892年:のちのバーキンとなる「オータクロア」誕生

この時代フランスでは自動車が出始めて馬具の必要性がなくなっていました。

そのため、馬具の需要のある国外に馬具を輸出する一方で、フランス国内で持ち前の品質の高さを生かし、ファッションとしての革製品を販売するようになりました。

その中でエルメスは1892年に最初のバッグとなるオータクロアを販売しました。

このオータクロアは現在のエルメスの高級バッグの原型となっています。

 

1923年:ボリードの原型「ブガッティ」を発表する

エルメスは1923年に、現在のボリードの元となるブガッディというバッグを発表しました。

この名前はフランスの高級自動車メーカーに由来しています。

ブガッディは世界で一番最初にできたファスナー付きのバッグと言われており、シンプルさゆえの美しさでさまざまな人からの人気を得たバッグでした。

現在でもその人気は衰えてはおらず多くの女性に人気があるバッグの一つとなっています。

 

1935年:ケリーの名称となった「サック・ア・クロア」を発売

1935年にはエルメス最初のバッグであるオータクロアを小さくしたサック・ア・クロアと呼ばれるバッグを発表しました。

このバッグは、現在のケリーのモデルになったバッグとも言われています。

 

1937年:スカーフの自社製造を始める

エルメスは1937年にスカーフの自社製造をスタートさせました。

最初のスカーフの柄はオムニバスゲームと白い貴婦人で4代目のロベール・デュマ・エルメスによって生み出されました。

 

1938年:不朽の名作「シェーヌダンクル」誕生

エルメスは1938年にシェーヌダンクルと呼ばれる初のブレスレットを発表しました。

船と海底をつなぐチェーンをもとにできたブレスレットで特徴的なT型の留め具とコマは固い絆の象徴として知られています。

また、シンプルなデザインに加えて高級感と重厚感があるので、今でも根強い人気がある製品の一つです。

 

1961年:香水部門が独立するきっかけとなった香水「カレーシュ」を発表する

エルメスのイメージの一つである香水が生まれたのは1961年です。

この時代にカレーシュと呼ばれる香水を発表しました。

女性向けの馬車から名前を付けられたこの香水は、エルメスの香水部門を設立させるきっかけとなりました。

 

1976年:カデナを目印とした時計「ケリー」を開発

エルメスは1976年に今でも人気がある時計シリーズのケリーと呼ばれる時計を発表しました。

このケリーには南京錠のような見た目をした「カデナ」と呼ばれるアクセサリーがついています。

 

2005年:バーキンやケリーからインスパイアされたモデル「ケリー2」を発表

2005年にケリーシリーズの2作品目として発表されたのが、ケリー2と呼ばれる時計です。

バーキンやケリーのような高級感あふれる独特のデザインや、ベルトの滑らかで美しいデザインが反響を呼びました。

さらにケリー2はケリーの特徴的デザインであるカデナをつけないデザインでしたが、これが逆にシンプルかつ美しいとして以前のケリーシリーズとは違った魅力を放ち人気が出ました。

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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