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ジュエリー、時計、バッグなど幅広く商品を展開しているカルティエ。
定価の高い商品は中古でも高額で取引される事も多い中、偽物商品も多く出回っております。
特に時計やジュエリーは精巧に作られているものも出回っており、買取や購入の際は注意が必要です。
今回はその中から本物・偽物を見分ける真贋方法をまとめてみましたので、
最後までお見逃しないようご覧下さいませ!
目次
ラブリングやラブブレスでダイヤを使用されたアイテムに関しては
ダイヤモンドをはめ込んでいる裏側の 六角形の穴に注目してみましょう。
正規品は穴に対して内側の面がフラットになっていますが、
基準外品は穴の周りが少しくぼんでいます。
カルティエのジュエリーはこのような箇所も丁寧に作りこまれていますので、
簡単に偽物と判断できてしまいます。
細部まで見落としがないようにしっかり鑑定しましょう。c
1.穴に対して内側の面がフラットになっているか
2.穴の周りがくぼんでいないか
ブレスレットの開閉部分など、通常使用している際に隠れて見えなくなる部分に注目してみましょう。
上記画像は全て基準外品ですが、金の塗りがとても雑でムラがある事が分かります。
また角部分の処理なども甘くしっかりと面取りされていないため、手で触ると少し痛いです。
正規品のカルティエジュエリーはこちらのような見えない細かい箇所の処理も綺麗に行われていますので、
見落としやすいポイントですが本物か偽物かの判断がしやすいので忘れずに確認しましょう。
1.ムラなく綺麗に塗られているか
2.角部分の面取りが行われているか
ラブブレスやラブリングの特徴的なビスのマーク部分に注目してみましょう。
こちら正規品の方はフチ部分が綺麗に処理されており滑らかになっていて、
指で触っても痛くありません。
基準外品は処理されずそのまま切り出したようになっており、
指で触ると若干の痛みがあります。また基準外品はビスの内側の処理も雑で、
線模様のようなムラが確認できます。
正規品はこの箇所も綺麗に処理されています。
①の箇所ですが、正規品は半月のような断面の形になっています。
しかし最近のスーパーコピーでは基準外品でも半月の形になっているものも存在するのでこちらだけでは本物・偽物かを判断はできません。
あくまで真贋ポイントの1つとして注意してください。
1.フチ部分が綺麗に処理されて滑らかになっているか
2.マイナスネジマーク部分の溝の中は綺麗に処理されているか
3.①の箇所が曲線を描くように中心部分が一番深くなっているか
ジュエリーに使用されているダイヤモンドを見てみましょう。
カルティエなどのハイブランドジュエリーには基本的にVSクラス以上の
クラリティの非常に上質なダイヤモンドしか使用されておりません。
(10倍拡大のルーペを使っても内部に内包物が確認できないもの)したがいまして、
カーボンと呼ばれる黒い内包物が確認できるダイヤモンドを使用しているものは
正規品ではないという事がわかります。
ただ、本物の製品にあとからダイヤをはめこむアフターダイヤ製品である場合は
偽物とはいい切れません。
しかしながらアフターダイヤ製品に関しては
カルティエ正規のリペアや磨きなどのサービスを受けられなくなります。
本物でも買取のできない基準外商品となりますのでご注意下さい。
1.ダイヤモンドの中に内包物があるか
2.アフターダイヤ製品かどうか
内側の刻印部分ですが、こちらは非常に難しいポイントとなります。
画像を見比べても分かるように、基準外品でも非常に綺麗に刻印されており
この部分だけで判断を行う事は困難です。
粗悪な基準外品は刻印が汚かったり、レーザーで刻印されているようなものも存在しますが
最近では上記画像のような精巧な偽物も出回っておりますので、
刻印部分だけで真贋を判断しないように気を付けましょう。
1.レーザーで刻印されていないか
2.刻印が雑でないか
3.刻印部分だけで判断しないようにする
時計に使用されているガラス部分ですが、
こちら正規品は基本的にサファイアクリスタルガラスで作られております。
しかし粗悪な基準外品はプラスチックを使用している事があり、
注意が必要です。
簡単な見分け方として、サファイアクリスタルガラスは
無反射ガラスですのでどの方向から見ても文字盤が見えますが、
プラスチックは光に反射して見えなくなったりします。
また、ガラス部分を爪で軽く叩いてみてください。
プラスチックであればカチカチと音がなりますので
偽物ということになります。
カルティエの時計の真贋をする上で
最も簡単に判断ができるポイントですので確認してみてください。
1.プラスチックの素材になっていないか
2.光が反射するかどうか
時計ベルトに刻印されているCARTIERやSWISSMADEの文字を見てみましょう。
正規品は深く綺麗に彫られていますが、
基準外品はレーザーで刻印されている事が多いので刻印が浅く、
よく見ると刻印の中にレーザー刻印特有の点々がたくさんあります。
ルーペを使わずに肉眼でも容易に確認できるポイントとなっておりますので、
忘れずに必ず確認して下さい。
1.深く綺麗に刻印が彫られているか
2.レーザーで刻印されていないか
ベルトのネジ穴部分ですが、こちらの穴の大きさに注目です。
正規品のネジ穴が大きいのに対して基準外品のネジ穴は一回り小さくなっております。
また、バックルの◯部分に関してですが正規品はムラなく綺麗に塗られているのに対し、
基準外品は塗り方が雑でムラが出ています。
また写真では少し分かりづらいかもしれませんが、正規品はマイナスネジの中もムラなく塗られており、綺麗な仕上がりとなっています。
細かい場所ですがしっかりと確認しましょう。
1.ネジ穴の大きさは小さくないか
2.バックルの留め具は綺麗に塗られているか
3.マイナスネジの中は綺麗に塗られているか
時計の針に注目してみましょう。
針の中心部分にある円形の金具ですが、この部分の大きさにも注目です。
基準外製品は正規品と比較して大きくなっており、比較すると一目瞭然でどちらが本物か分かりますね。
また、カルティエの時計の針には青いメッキが施されていますが、
基準外品は正規品と比較して青みが強く出ています。
上記画像の基準外品のように青みがかっているものはほぼ100%基準外品ですので覚えておきましょう。
色に関しては見比べてみないと分かりづらいかもしれませんので判断は急がないようにしましょう。
1.針のメッキが青すぎないか
2.針の中心部分の円形の金具が大きすぎないか
時計文字盤10時部分に位置するカルティエの刻印ですが、
正規品はインクも綺麗に盛られており、CARTIERの文字も一切つぶれておりません。
基準外品は文字がつぶれていてインクが滲んでいます。
2枚目の基準外品は一見綺麗に刻印されているように見えますが、
Eの中の点が潰れています。
(こちらの時計のようにカルティエ刻印が7時部分にされている正規品も存在します。)
細かく見ずらい箇所ではありますが、
重要なチェックポイントですのでしっかり覚えておきましょう。
1.インクは滲まず綺麗に盛られているか
2.文字の細かい箇所まで潰れず綺麗に刻印されているか
文字盤中央にある大きなCARTIER刻印も重要な真贋ポイントです。
正規品はインクの滲みもなく綺麗に刻印されておりますが、
基準外品はインクの塗り方が雑でAやRの中のスペースも潰れかけています。
また比較するとCARTIERの字体も全く違う事が確認できますね。
しかし2枚目の基準外品のように精巧に作られている偽物も存在します。
しかしよく見比べてみると文字の太さが若干太かったり、
文字の先端部分の塗り方が違っていたりするので
細かいポイントですが見落としのないようにしっかりルーペで確認しましょう!
1.インクは滲まず綺麗に盛られているか
2.AやRの中のスペースは潰れていないか
3.CARTIERの字体がおかしくないか
リューズの形にも注目してください。
正規品のリューズが8角形なのに対してこちらの基準外品は6角形となっており、
形も大きさも違うのが分かります。
また、リューズに使用されている色石は紺に近い濃い青色をしたブルースピネルですが
基準外品の方は明るい青色のイミテーションの石が使われていることがあります。
こちらも色合いなどである程度判断する事が可能ですので、しっかりと確認しましょう。
1.リューズの形は六角形になっているか
2.リューズが小さすぎないか
3.使われている宝石はブルースピネルか
カルティエ真贋の記事を最後までご覧頂きありがとうございます。
今回ご紹介させて頂いたように、真贋の鑑定ポイントはいくつも存在します。
1つだけのポイントで判断するのではなく、総合的に判断して商品を正確に鑑定するようにしましょう!
ブランドハンズではカルティエ製品の買取にも力を入れております。
古い物から新しいものまで幅広く買取できますので、気になった方は是非気軽にお問合せ下さいませ!
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
ブランドハンズ
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