プロの鑑定士が教えるダイヤモンドの鑑定書の見方

時計のアイコン 更新日2021年08月18日
プロの鑑定士が教えるダイヤモンドの鑑定書の見方

【ダイヤモンド グレーディング レポート編】

 

其の一:

ダイヤモンドの鑑定書ってなに??

 

ダイヤモンドについている鑑定書は

正式名称を「ダイヤグレーディングレポート」といいます。

ダイヤモンドにだけ発行されるもので、

そのダイヤモンドの性質を鑑定機関が表記したものになります。

裸石(ルース)の状態でのみ発行が可能です。

製品になっている状態では鑑定書の発行はできません。

 

其の二:

鑑定書と鑑別書って何がちがうの??

 

鑑別書とはその製品についている石が

何かという証明書のようなものです。

こちらはダイヤモンド以外の宝石にも発行されます。

 

其の三:

ダイヤグレーディングレポートを発行している主な鑑定機関

日本国内でもダイヤモンドの鑑定書を発行している鑑定機関は多数あります。

その中でも最も信用性の高い鑑定機関をA艦といいます。

①GIA、②中央宝石研究所、③AGTの3社があります。

次に信用性の高い機関をB鑑といい、上記3社以外のAGL加盟鑑定機関となります。

それ以外の鑑定機関はC鑑といいます。

B鑑・C鑑の鑑定書は再度店頭にてグレーディングさせて頂いたのち

買取価格の提示となります。もちろんA鑑の鑑定書があっても

製品になったのちの欠け等がある場合も考えられますのでしっかり確認はさせて頂きます。

 

其の四:

鑑定書を見るうえでの注意点

鑑定書=ダイヤモンドの価格ではありません!

鑑定書には見た目の美しさの表記はありません!

鑑定書があるからといって良質のダイヤであるとは限りません!

 

~それでは鑑定書を見ていきましょう!~

【ダイヤモンド グレーディング レポート編】

ダイヤモンドの鑑定書

 

①カット・形状

ROUND BRILLIANT CUT / ラウンド ブリリアント カット

いわゆる一般的なダイヤモンドの形の名前です。

他にもペアシェイプブリリアント、ハートシェイプブリリアント、

エメラルド、プリンセス、マーキースブリリアント、

オーバルブリリアントなどがあります。

ダイヤモンドの形状によって買取価格が変わってきます。

 

ちなみに、後にでてきますが4Cを全て確認できるのは

ラウンドブリリアントカットだけになります。

 

②寸法

ダイヤモンドを上から見たときの

直径の最小と最大と深さを表記したもので、単位はミリメートルです。

同じカラットでも最小寸法というものがあり、

それに満たない場合は査定の際にマイナス評価となります。

1ct以上になるとこの寸法が買取価格に大きく影響する場合があります。

 

★③~⑥までをダイヤモンドの「4C」といいます。

4Cについて詳しくは「ダイヤモンドの4Cとは?4Cの意味を詳しく解説」をご覧ください。

 

③重量(カラット)

ダイヤモンドの重さを示す単位のことです。1ctは0.2gです。

この数値が大きければ大きいほど希少価値があります。

0.4ctと0.5ctや0.9ctと1.0ctは数値上では0.1ctだけの違いですが

その価格は全然違います。このカラット表示ですが、

日本では少数点以下3桁まで表記されます。

さすがに日本はきっちりしてますね。間違いやすいのですが、

※カラットは大きさの事ではありませんのでご注意ください。

 

④カラー(色)の等級

ダイヤモンドは無色透明のものを

「D」とし「Z]までの23段階で色の等級分けをします。

無色透明が一番評価が高く

アルファベットが進むにつれ黄色味が増していきます。

茶色がかったダイヤをブラウンダイヤといいますが、

非常に価値が下がり買取価格もいっきに下がってしまいます。

ダイヤモンドは美白(無色)のものが一番ってことですね!

また、ここで当てはまらない色を「ファンシーカラー」といいますが、

こちらに関しては別で価値があります。

 

⑤クラリティ(明澄度)の等級

ダイヤモンドの透明度を内包物(インクルージョン)

傷(ブレミッシュ)の大きさ、数、位置などを

10倍の拡大で判断した等級のことです。

11段階あります。IFのものはダイヤモンド全体の1%以下しかなく

FLにいたってはもっとレアなので買取価格もグーンと上がります。

 

⑥カットの等級

ダイヤモンドのプロポーションの総合評価を5段階で示したものです。

Excellentが最上位ランクになるのですが、さらに上が存在します。

仕上の研磨状態と対称性もExcellentの場合を3EX(トリプルエクセレント)といい、

さらにさらに中央宝石研究所ではその上の超最上位ランクも存在します。

それは3EX H&C(ハート&キューピッド)といい、

カットが見事にされていると光の反射で対称になっている

ハートとキューピッドの矢が見える状態のことです。

 

⑦蛍光性

ダイヤモンドに紫外線を当てたときの反応を5つ+蛍光色に分類します。

蛍光性が強いほどダイヤモンドのテリがなくなると言われており、

買取価格が下がってしまいます。

 

⑧No.(ナンバー)

そのダイヤモンドグレーディングレポートの固有番号です。

ダイヤモンドの全ての情報が記載されていますが、

外部には漏洩しないように管理されています。

 

⑨プロポーション

ダイヤモンドの面の角度や比率を図とともに記載しています。

 

⑩プロット

ダイヤモンドの内包物を図に示したものですが、

SAMPLE画像のように図示省略として記載されていないものもあります。

 

⑪日付

6桁の数字で表示されています。

こちらの読み方は、まず左から4桁がそのまま月日となります。

次に右2桁が西暦年の下2桁となります。

それを踏まえて(例)082317を読み解くと…2017年8月23日となりますね!

【ソーティングメモ編】

ソーティングメモ

 

其の一:

ソーティングメモってなに??

約4cm×約6cmの厚手のビニールパケに入ったメモです。

ダイヤモンドの4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)

サイズと蛍光性が示されています。

 

其の二:

鑑定書との違いは何?

はっきり言います!

内容や効力は同じです!

鑑定書から図で示されている部分を省略しているだけですね。

業者では鑑定書よりもこのソーティングメモを主に使います。

それはなぜか…

A3サイズの鑑定書だとかさばる&ソーティングメモの方がコストが安いからです!

 

①No.(ナンバー)

鑑定書と同じく、ソーティングしたダイヤモンドの固有番号です。

 

②Carat カラット

ダイヤモンドの重さを示しています。

ちなみに1ct=0.2gとなります。

ダイヤモンドってめちゃくちゃ軽いですね!

 

③Color カラー

無色透明の「D」~「Z」イエローやブラウンまであります。

もちろん無色透明が一番良いダイヤということになります。

ブラウンダイヤになると買取価格はいっきに下がってしまいます。

 

④Clarity クラリティ

ダイヤモンドを10倍拡大し内包物(インクルージョン)

傷(ブレミッシュ)の大きさ、位置、数などで判断する

11段階の評価のことです。

VVS1は熟練のグレーダーがインクルージョンを10倍拡大で見つけるのが困難なランク、

IFは10倍拡大してもインクルージョンがなく傷がある程度の仙人ランク、

FLは10倍拡大でなにもない状態の神ランクです!

 

 

⑤Cut カット

ダイヤモンドのプロポーションのことです。

基本は5段階で評価されますが、

Excellentの上に3EX(トリプルエクセレント)

3EX H&C(ハート&キューピッド)があります。

4Cの中で唯一人間の手が加えられているのはカットなんですね。

 

⑥サイズ

ダイヤモンドの最小直径と最大直径と深さの表示です。

単位はミリメートルで買取の際には結構重要な項目です。

 

⑦Fluo(蛍光性)

紫外線を当てた時の反応を5段階で評価しています。

ポーカーフェイスなNONEが一番

顔面蒼白のVERY STRON GBLUEだと査定額もマイナスポイントとなります。

 

⑧右上の赤マーク

こちらはカットの3EXとH&Cを表すマークとなります。

これがあるダイヤモンドは素敵ですね!

 

⑨日付 (例)112014

左4桁がそのまま月日。

右2桁が西暦年の下2桁となります。

上記の(例)の場合は2014年11月20日となります

 

この記事を書いた人

久保社長

ブランドハンズの社長
ブランド買取業界歴10年

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