金相場とは何か？世界と日本の金の価格の決まり方を徹底解説！

日々、ニュースやインターネット、新聞などで見ることができる金の相場。
この記事では金相場とはなにか、その金額はどのようにして決まっているのか、
はたまた金相場の上下のメカニズムに至るまでを分かりやすく説明いたします。

是非、最後まで読んでください！

金相場とは？

金相場とは金1toz（トロイオンス）を交換するのに必要なドル（＄）の事です。

つまり「金と米ドルの為替」という事になります。

こちらは世界共通となります。

トロイオンス（toz）とは

トロイオンスは貴金属にだけ使われる単位です。

略してオンスとだけ言われることもありますが

本来のオンスとは単位が違うので注意が必要です。

1toz＝31.1035g

金の相場はどのように決まるのか？

金は世界中で取引されており、

ロンドン、ニューヨーク、チューリッヒ、香港・シンガポール、日本、シドニーの市場で活発に取引が行われています。

その中で指標となる価格はロンドン金市場で毎日午前と午後の2回、

5大貴金属商が顧客からの注文をまとめてセリを行って決定しています。

金の「買い」が多ければ相場は上昇、「売り」が多ければ相場は下降する仕組みです。

日本の金相場とは

一般的に日本の金相場とは海外市場の金相場をドル円為替をもとに円に替えて、オンスからグラムに換算したものに

・日本では基本的に1日有効な価格になるため当日中の相場変動によるリスクを許容する余裕

・日本の各貴金属商が自社のブランドバーを加工するためのコスト

・消費税

上記を加味した金額の事です。

また、日本の金相場はドル円為替に非常に大きく影響されます。

上記のように世界の金相場が上がっても円高になると日本の金相場が下がることがあります。

逆に世界の金相場が下がっても円安になると日本の金相場は上がる事があります。

日本の金相場の決まり方

「日本の金相場はコレ！」といったものは実はありません。

金は世界の市場で24時間取引されているので相場は常に変動していますが

日本ではその相場金額を参考に各貴金属商が平日の朝9時半に

金取引価格を決定し公表します。

貴金属商それぞれが公表するので微妙に金額が異なる時がありますが、ほとんど同じ金額となっています。

これは大手貴金属商の金額に他が合わしているからです。

その中でも日本の金取引において基準の価格として使われやすいのは田中貴金属の公表価格です。

田中貴金属地金価格

まとめ

・金相場とは金1tozと交換できる金額(ドル)の事。

・世界共通の金の価格はロンドン市場で毎日午前と午後の2回値決めが行われている。

　その際、買いが多ければ値が上がり・売りが多ければ値は下がる。

・日本の金相場は海外相場を円建てしグラム換算したものである。

・日本の金相場は海外相場の動向はもちろん円ドル為替が大きくかかわっている。

・日本の金相場は各貴金属商が公表するがほぼ同じ金額になる。

最後までお読みいただきありがとうございます。

金の相場は様々な要因での売買によって変動しています。

今後まだまだ金が値上がりするのか、はたまた下がってしまうのかは簡単には予想ができません。

ただ、2023年10月現在日本国内の金相場は今までで最高値まで高騰している事は事実です。

ご自宅にある金製品で使用されていない物は是非ご売却をご検討ください。

その際はブランドハンズが高くお買取させていただきますのでご来店下さいませ。