TIFFANY&CO.(ティファニー)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

時計のアイコン 更新日2024年01月24日
TIFFANY&CO.(ティファニー)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

TIFFANY&CO.(ティファニー)の歴史①(創業者や発祥地)

創業年 1837年
創業者 チャールズ・ルイス・ティファニー、ジョン・B・ヤング
発祥地 アメリカ・ニューヨーク

ティファニーは、アメリカのニューヨークを本拠地とする世界トップクラスのジュエリーブランドです。

アイコニックなデザインであるティファニー®セッティングは、現在も絶大な人気を誇っています。

ティファニーは1837年、アメリカのニューヨークでチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングによって創業されました。

非常に長い歴史を持っていますが、常に最先端の試みを行い、そのブランド力は色あせることなく現在に至っています。

 

TIFFANY&CO.(ティファニー)の歴史②(年表や沿革)

年号 出来事
1837年 アメリカ・ニューヨークにてティファニー創業
1845年 米国初のメールオーダーカタログの発行を開始
1853年 ティファニー本店にアトラスクロック設置
1878年 世界最高峰のジェムストーン「ファンシーイエローダイヤモンド」誕生
1886年 チャールズ・ルイス・ティファニーが婚約指輪の名作「ティファニー®セッティング」を発表
1956年 ジャン・シュランバージェがティファニーのデザイナーに就任
1974年 ネックレスの名作「オープンハート」の生みの親エルサ・ペレッティがデザイナーとして就任
1980年 パロマ・ピカソが初のティファニーコレクションを発表
2000年 ティファニー財団を設立
2017年 ティファニー初の香水「ティファニーシグネチャー」を発売

 

1837年:アメリカ・ニューヨークにてティファニー創業

ティファニーは、1837年ニューヨークでチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングにより、ティファニー・アンド・ヤングという会社を設立したのが始まりです。

当初はニューヨークのブロードウェイ259番地に、文房具や装飾品を販売するお店として営業していました。

この小売店は、創業初期から画期的な販売スタイルを行うことで知られていました。

値札をつけて値引き交渉しないというスタイルで、時価や値引きが当然だった当時のスタイルをあえて取らなかったのです。

 

1845年:米国初のメールオーダーカタログの発行を開始

1845年には、アメリカで初めてメールオーダーによる通販を始めました。

メールオーダーによる斬新な販売方法も当時としては画期的であり、瞬く間に話題となりました。

メールオーダーに使われたこのカタログは「ブルーブック」と呼ばれ、現在でも年1回発行されています。

しかし、当時はさまざまな商品が記載され、多くの顧客が気軽に手に入れることができたこのカタログも、現在は希少なハイジュエリーの最新コレクションを集めたカタログへと変貌を遂げており、一部の優良顧客にのみ配布されているセレブのための一冊となっています。

 

1853年:ティファニー本店にアトラスクロック設置

1853年、ニューヨーク五番街にあるティファニー本店の正面に、アトラスクロックと呼ばれる時計を設置しました。

アトラスクロックは、ティファニーがNew York Minute(ニューヨークミニット)と呼ばれるきっかけとなった時計です。この時計は、本店で最も目立つファザードの中央に設置されています。

そしてアトラスクロックのデザインは、ギリシャ神話に出てくるアトラスが時計を掲げている様子をモチーフにしており、設置当初大変な話題になりました。

その重厚感や華やかさから、ニューヨークでも特に目立つ時計として一気に名を馳せ、ニューヨーカーたちはこの時計を正確な時を表示する基準としました。

 

1878年:世界最高峰のジェムストーン「ファンシーイエローダイヤモンド」誕生

ファンシーイエローダイヤモンドは、ティファニー五番街本店に常設されている世界最大級のイエロー・ダイヤモンドの一つです。

ティファニーの創業者、チャールズ・ルイス・ティファニーが購入し、それ以降ティファニー本店に展示されています。

このダイヤモンドは、1877年に南アフリカのキンバリーで発見された287.42カラットのもので、購入額は18,000ドルでした。これをティファニーの宝石鑑定士、Dr.ジョージ・フレデリック・クンツがカットし、128.54カラットの美しいダイヤに仕上げられました。

このファンシーイエローダイヤモンドは、現在でも世界最高峰のジェムストーンの一つとされています。

 

1886年:チャールズ・ルイス・ティファニーが婚約指輪の名作「ティファニー®セッティング」を発表

1886年にチャールズ・ルイス・ティファニーは、ティファニー®セッティングを発表しました。

ティファニー®セッティングとは、ダイヤモンドを留めるために生み出された指輪デザインのことです。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを、6本の細い爪で支える特徴的なデザインは、現在の婚約指輪の定番となりました。

このデザインは現在も世界中で用いられ、ティファニーの宝飾品の代表的なシンボルとして多くの人に愛されています。

 

1956年:ジャン・シュランバージェがティファニーのデザイナーに就任

1956年、ティファニーは伝説的なジュエリーデザイナー、ジャン・シュランバージェをデザイナーに起用しました。

彼は20世紀を代表するアーティストの一人です。

ジャン・シュランバージェは、宝石の持つ美しい色彩を生かしつつ、自然をモチーフにしたデザインを多く残すことで、ティファニーのジェムストーンデザインに新たな命を吹き込みました。

革新を追求したジャン・シュランバージェの神秘的なデザインは、現在もティファニーに色濃く受け継がれています。

 

1974年:ネックレスの名作「オープンハート」の生みの親エルサ・ペレッティがデザイナーとして就任

1974年にはイタリアの女性ジュエリーデザイナーであるエルサ・ペレッティが、ティファニーのデザイナーに就任しました。

彼女は、ハートの装飾品にチェーンを通したデザインのオープンハートを発表しました。

オープンハートは登場後すぐに大人気となり、ティファニーのネックレスの人気商品として現在でも高い評価を得ています。

このオープンハート以外にも、エルサ・ペレッティはティファニーにおいて革新的なデザインを発表し続けました。

 

1980年:パロマ・ピカソが初のティファニーコレクションを発表

1980年、有名な芸術家パブロ・ピカソの娘である女性宝飾デザイナー、パロマ・ピカソが、初のティファニーコレクションを発表しました。

ニューヨークで巻き起こったアートと文化の流れを敏感に感じ取り、宝飾デザインへ取り入れていきました。

その感性の高さからティファニーに迎えられ、現在も絶大な人気を集めているさまざまなデザインを生み出していきました。

その後もパロマ・ピカソは、落書きからインスピレーションを得るなど、貪欲にさまざまな文化を取り入れたジュエリーを製作しました。

 

2000年:ティファニー財団を設立

ティファニーは、長年自然保護に尽力してきました。

その成果として2000年には、ティファニー財団を設立します。

ティファニー財団では、グローバルなサステナビリティを目指した取り組みを行っており、社会的・環境的変化に大きく貢献しています。

この財団に対してティファニーは、7500万ドルもの基金を提供してきました。

ティファニーは今もこの財団に支援を行い、ティファニー財団は精力的な活動を継続しています。

 

2017年:ティファニー初の香水「ティファニーシグネチャー」を発売

2017年にティファニーは、初の香水「ティファニーシグネチャー」を発売します。

これはティファニー初のフレグランスコレクションであり、その第一弾として知られている香水です。

気品あるアイリスの香りにムスクが漂う、上品な香りに仕上がっています。

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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