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ロレックスに関して全く知識のない人でも、
19の真贋方法を確認するだけでスーパーコピーと呼ばれるレベルの高い偽物も見分けることが可能です。
ロレックスの偽物はたくさんあり、真贋は一か所だけではまず判断できません。
中には鑑定士まで騙されるようなスーパーコピーと呼ばれる偽物も出回っております。
見分けるポイントを1つ1つ確認し、本物と偽物をしっかり見分けましょう!
目次
本物か偽物かを見分けるのに最も確かめやすいポイントがベルトを触った時の感触です。
ロレックスは時計を身に着ける側の人の気持ちも考えて作られており、
着用する際に痛かったり、肌に傷がつかないように作られています。
どういうことかと言うと、
本物のロレックスの時計は隅々までしっかりと丁寧に研磨され、制作する最終段階で必ず面取りがされているということです。
多くの偽物は制作するコスト削減のため隅々まで丁寧に研磨で面取りされていないので、
ブレス部分の角を触るだけで判断可能です。
ブレスレットやラグを指でこするように触って痛いかどうか確認しましょう。
見るだけでは判断できないので、触って確認し、少しでも引っかかったり痛みを感じたら偽物の可能性が高いです。
ロレックスのブランドマークであるクラウンマーク(王冠)にも
本物と偽物を見分ける重要なポイントがあります。
王冠マークを見ると一目でロレックスとわかりますね。
この部分はロレックスというブランドの看板部分なので、精巧につくられております。
クラウン部分の特徴をしっかり覚えるだけで簡単な偽物はわかるようになります。
ロレックスのクラウンマークには金属で作成されているモノと塗料で作成されているモノがあります。
塗料で作成されている本物ロレックスのクラウンマークを横から見ると、
文字盤の上にしっかりと塗料で作成されており、立体感があります。
よくある偽物はロレックスの偽物は塗料ではなく文字盤に直接プリントされているものや、塗料の濃さにムラがあります。
ロレックスのクラウンマークの5本の線は先端に向けて細くなっていきます。
また、これが極端に細くなっていたり、太さがあまりかわらなければ偽物の可能性が高いです。
画像で比べると一目瞭然です。比べてみると5本の線の長さ、太さともに違います。
またそれぞれの棒の塗料の塗り方が真っすぐではなく雑に作られているな印象を受けます。
このくりぬきの形もしっかりチェックする部分です。
覚えましょう!
偽物の楕円のくりぬきとは違い、明らかに小さく、形も違います。
スーパーコピーとよばれる偽物でもこのような細かい部分に違いが現れます。
クラウンマークと同じく、ブランドの顔といっても過言ではないROLEXロゴにも非常に重要な真贋ポイントがあります。
この部分だけでも本物と偽物を見分けるポイントが何点かあるので必ず確認しましょう!
本物のロレックスの画像ロゴは王冠マークと同様にしっかりと作らており、
こちらもプリントではなく立体感があります。
また、こちらもはみ出していたり、削れていたりすることはありません。
滲んでいたり、塗料にムラがあったりと雑に作られていることはありません。
Oを細かく見てみると、横部分の①の部分と上部分の②の太さが違います。
ロレックスは上下の幅が細く、左右の幅が太くなっています。
この部分は粗悪な偽物なら判断できますが、
スーパーコピーと呼ばれる偽物は見分けることはできません。
※アンティークロレックスと呼ばれる非常に古いロレックスはこの「O」の上下と左右の太さが同じです。
拡大し細かく見てみると、形は一緒に見えますが、
文字のふち周りが粗く、塗料がところどころはみ出ており、塗料にもムラがあります。
ROLEXロゴだけでなく文字盤の6時側にある英数字にも特徴があります。
本物は英数字が必ずゴシック体です。
ゴシック体…文字の縦横幅(太さ)が均一な字体
の基準外を見ると「SUBMARINER」の文字が明朝体のようなフォントになっております。
この部分もしっかり作りこまれています。
ロゴや王冠マークと同じく、プリントで作成されていたりはみ出たりしていることはありません。
また、ゴシックで作成されております。この部分もしっかり確認しましょう。
また、サブマリーナなどのダイバーズウォッチにある防水機能を表す「1000ft=300m」の「ft」は
本物でも作成された年代によってフォントが違うので、気を付けましょう!
ロレックスの型番(リファレンスナンバー)は時計本体の12時側のブレスレットを外した部分にあります。
型番はベルトを外さなければ見えない部分になるので偽物を作る時に手が抜かれがちな部分です。
もし、ベルト外しをお持ちでしたら必ず確認するべきポイントです。
ロレックスの型番(リファレンスナンバー)に関してのより詳しい話は、
「ロレックスのリファレンスナンバーの意味・モデルや素材との関係」
という記事に書いてあります。
スーパーコピーと呼ばれる偽物はリファレンスナンバーも精巧につくられています。
これが本物のロレックスのリファレンスナンバーの刻印です。
粗く見えますが、しっかりと刻印されています。
こちらの画像は偽物の型番部分です。
こちらはレーザーで刻印がされており、刻印の中を見ると点がたくさんあります。
本物のロレックスでリファレンスナンバーがこのような刻印はレーザー刻印のモノはありません。
シリアルナンバーとは商品がいつ作られたかを示した製造番号です。
1つ1つの商品の固有の番号なので同じものはありません。
ロレックスのシリアルナンバーはベルトを外した時計本体の6時側の位置か、ルーレットの6時側にあります。
※2004年頃からは文字盤の側面に書かれるようになったため、ベルトを外しても6時側の位置には何も書いてありません。
ロレックスのシリアルナンバーに関してのより詳しい話は
「ロレックスのシリアルナンバーの見方や場所・意味解説&製造年一覧表」
に書いてあります。
深さがあり、しっかりと刻印がされています。
本物と比べると 刻印ではなくレーザーで削られているだけで、深さが足りません。
ブレスレットのネジも重要なチェックポイントです。
こちらは本物のサブマリーナ116610LNとスーパーコピーと呼ばれる偽物の画像です。
こちらはブレスレットの長さを調整する部分で、ロレックスはこのような細部までとても丁寧に作られています。
ネジの周りに隙間が全くありません。
ロレックスはネジの1個まで丁寧に作成されています。
また、ネジの長さもブレスレットの幅と同じサイズです。
ネジがブレスレットの幅より少しでも短かったり、少しでも長かったりしたら偽物と判断できます。
ネジの周りに隙間があります。
また、ネジの裏側部分を見ると一部短いことがわかります。
ロレックスの製品でこのような雑に作られているモノはありません。
※こちらはサブマリーナのスーパーコピーと呼ばれる偽物ですが、
本物のサブマリーナは赤丸で囲ってある一番最後のコマ部分のネジは貫通しておりません。
リューズも本物のロレックスは丁寧に作りこまれておりしっかり面取りされております。
拡大して見ると、周りのギザギザが少し丸みを帯びていて回しても痛くないように作られております。
丸みがあるだけでなく、しっかり面取り仕上げもしてあり、引っかかったり触っても痛くないように作られています。
本物に比べて周りがギザギザしていてとがっています。
面取り仕上げもしていないため、リューズを回すととても痛いです。
針にも本物と偽物を見分けるポイントが多くあります。
1つ1つしっかり確認していきましょう。
針の仕上げはロレックスだけでなく、パテックフィリップやオーデマピゲなどの他の高級時計も見分けることができる重要なポイントです。
正面から見ても、横から見ても綺麗に仕上げがされています。
バリと呼ばれる部分や磨き残しなど一切ありません。
本物の画像と比べると一目瞭然です。
針の横部分の仕上げが雑でガタガタになっております。
本物のロレックスの針でこのような雑に仕上げてある針はありません。
バネ棒を取り付ける穴は見分けやすい部分の一つです。
この部分も外からは見ることができないので、
スーパーコピーと呼ばれる偽物でも作りが甘くなる部分です。
本物のバネ棒の穴はバネ棒がジャストサイズで収まるほど小さいです。
これに比べ偽物は二倍以上穴が大きいです。
これは金無垢のロレックス金無垢のデイデイトやデイトジャストで
本物の金が使用されたスーパーコピー品を見分けるポイントです。
コマの穴も見えない部分なので雑に作られています。
本物のコマの穴はまん丸なのに対し、偽物はまん丸ではなく、三角形などいびつな形をしています。
ブレスのネジを取り、内側の穴を見ると本物のブレスレットの穴はネジがちょうど入るまん丸の穴なのに対して、
偽物の穴は作りが雑で三角形になっております。
ロレックスの裏蓋はギザギザした円で囲まれています。
本物はギザギザが等間隔で並んでおりギザギザの処理が非常に綺麗です。
基準外はギザギザの処理が雑で削れています。
本物は日付のインクの塗りが非常に綺麗で、数字もしっかり中央に位置しています。
基準外を見ると数字が右に寄っていて、一部に塗料の剥がれがあります。
ベゼルも真贋でチェックするポイントです。
クラウンマークやロゴと同じように深さ、幅などの形を覚えるとしっかり真贋ができるポイントになります。
本物の磨き方はベゼルは凹みの外の磨きに対して、凹みの中は垂直に磨きの線があります。
一方偽物は、垂直ではなく斜めに磨きの線があったり、磨きの線にムラがあったりします。
ダイヤ部分も偽物と本物と判断しやすい部分です。
本物のロレックスには質の良いダイヤモンドが使用されております。
本物に使用されているダイヤモンドはキラキラに輝いており、白く濁っていたり、カーボン(黒い内放物)があるダイヤモンドは使用されておりません。
質の低いダイヤモンドが使用されていたら偽物かアフターダイヤと判断しましょう!
スーパーコピーと呼ばれる偽物はムーブメントまで似せて作られております。
本物と同じように見えますが、細かく見て見ると他の部分と同じように仕上げが粗かったり研磨が雑だったりします。
デイデイトやデイトジャストの金無垢のスーパーコピーは本物のムーブメントを使用されているモノもあるので注意が必要です!
サブマリーナやディープシーなどの水中で使用することが考えられて作られたモデルにはベゼルに60分の時間を測るメモリがあります。
この文字が本物は視認性の悪い水中でもしっかり確認できるように大きく見やすく作られています。
一方偽物は、機能性まで考慮せずに見た目だけを似せて作られているので、
文字が少し小さかったり見にくかったりします。 比べて見ると一目瞭然ですね!
バックル部分のロゴでも本物と偽物を見分けることができます。
こちらの部分は本物は完全に左右対象に作られています。
またこのロゴ部分はプリントではなく刻印されているので必ず溝があります。
画像ではわかりにくいですが、偽物画像の方はプリントで作られており刻印の溝がありません。
ロレックスのサブマリーナーやシードゥエラーのベゼルにはルミナスポイントと呼ばれる蛍光塗料があります。
このルミナスポイントが付いている場所しっかり見ると上の画像のように本物と偽物で明らかに違う場合があります。
※ルミナスポイントは古い商品だと取れやすく、社外で修理している場合もあり、
真贋ポイントにはオススメできません。
バックル部分の本物と基準外
裏蓋部分の本物と基準外
本物の金無垢時計
ROLEXSAのドットとは、言葉の通りバックル部分に記載されているROLEXSAにドット記載があります。
「ROLEXSA」のRとOの間にドットがあり、EとXの間にもドットがあります。
SとAの間にもドットがあり、Aの右にもドットがあります。
※現行のロレックスに限ります。
※ドットは全てで4つありますが、2つずつでドットの上下位置が変わっております。
重要なポイントですので、必ずルーペで確認して下さい!
少し古い金無垢などのROLEXSAのドットは2つしかなく、SAの方にしかドットがありません!
2つしか無いからとコピー判断してしまわないように注意して下さい!
プチ情報ですが、裏蓋を開けた部分にもROLEXSAがあり、その部分にもドットがありますので機会があれば確認してみて下さい!
記事を読んでいただきわかったと思いますが、ロレックスの本物と偽物を見分ける真贋ポイントはとにかく多いです。
中にはすぐ偽物だとわかる商品もございますが、スーパーコピーはこれらの真贋ポイントを網羅していなければ見分けられないレベルです。
これだけのポイントを押さえていれば鑑定士ではなくても本物と偽物を見分ける事ができます。
文字盤、ベゼル、ラグ、リューズ、ベルト、バックルなどパーツごとに真贋ポイントをみていくと分かりやすいと思います。
ロレックスを購入する際やお手持ちのロレックスを確認する際に是非参考にしてみてください!
東京と大阪で定期的に開催しているセミナーではブランド品の基礎知識から真贋方法実際の商品を用意して説明しています。
起業を考えている方やフランチャイズリサイクルショップを考えている方などたくさんの方にご参加いただいております。
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
ブランドハンズ
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