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最近テレビなどでもよく見かけますが、
忙しい主婦のみなさんがスキマ時間を有効活用してヤフオクなどのインターネットオークションや、
メルカリなどのフリマアプリでお小遣いを稼いでらっしゃるかと思います。
主婦の方のアイディアはやっぱりすごいなと関心させられることも多いのですが、
今回はブランド品をネットで出品するプロ目線でそのテクニックを紹介させていただこうと思います。
ブランド品を売るとなると、いくつかポイントを抑える必要があります。
少しでも高く売れやすくなる出品方法をご紹介しますね。
ネットに出品する時に絶対に必要になるのが商品画像。
商品の見せ方によってかなり売れ値が変動するので、必ず抑えておきたいポイントです。
【撮影で抑えるべきポイント】
・ブランドロゴ
・金具
・洋服や服飾品の場合は正規代理店タグと品質表示タグ
・ダメージ箇所
・付属品(箱や袋、ショルダーストラップなど)
・鑑定書やギャランティカード、保証書
まず、ブランド品の真贋に関わる重要なポイントとして「ブランドロゴ」と「金具」があります。
↑ブランドロゴ(本物) 偽物はロゴのフォントがいびつです。
↑金具部分も各ブランド特徴的です。色味や作りなど見る人が見れば真贋に気づけるポイントです。
ブランドロゴにしても金具にしても詳しい人であれば必ず確認したいポイントになるので、撮影し忘れないようにしましょう。
洋服の場合は並行輸入品といって、国内の正規代理店を通らずに入ってくるものもあります。
並行輸入品は購入時の価格も安く、品質も少し落ちるものが多いです。
そのため、正規代理店のタグがついている商品の方が高く落札されます。
また、素材も「ウールなのかカシミアなのか」、「中綿なのかダウンなのか」によって大きく印象が変わるので、できればタグを撮影するか商品説明欄で素材を明記してあげる方が好ましいです。
ダメージを隠した方が高く売れると思ってませんか?
一見そんな気がしますが、インターネットで中古品を買うことに慣れている人は当然ダメージには十分注意を払っています。
出品者がダメージを撮影していなければ、質問欄から「ダメージ箇所を教えてください」「商品はどんな状態ですか?」といった質問が入ります。
こうなると毎回返事するのも手間ですし、質問に答えなかったりダメージを隠そうとする素振りを見せると利用者はその商品を敬遠します。
出品者のことが信用できないので。
結果的に入札もあまり入らず、売れづらくなります。
もし売れたとしても、その商品を購入した人が商品が届いて思わぬダメージに気づいた時のショックを考えたら…
インターネットで購入した商品が届くのをどんな人も楽しみに待っています。
最後まで気持ち良く取引するためにもダメージ箇所は撮影するようにしましょう。
購入先での購入証明者や保証書、ギャランティカードがあると安心感が全然違います。
忘れず撮影するようにしましょう。
また、元箱やショルダーストラップも一緒に出品すると高値で落札されますよ。
「そんなん言われんでも分かっとるわ!」という声が飛んできそうですが、、、
まあ基本中の基本ですね。
こちらはヤフオク内で「ヴィトン モノグラム ネヴァーフル」で検索して出てくるサムネイル画像。。。
同じ商品でも写真のとり方一つで購買意欲がこんなにも変わるんです。
この中であなたの商品がクリックされるかどうかは1枚目の画像が全てです!
↓当店の出品商品の一枚目の画像はこんな感じ。
元箱や保存袋も付いていると安心感もあるし、形も綺麗に整えてあげると購買意欲が高まりませんか?
例えばこのバッグ、
「美品! ルイヴィトン モノグラム ネヴァーフルMM ショルダー トートバッグ」
と出品されているものと、
「ヴィトン 中古 バッグ」や「ルイヴィトン ネヴァーフル トートバッグ」
と出品されているのを比べてみましょう。
タイトルとは、「利用者が検索した文言にヒットする」部分です。
要するに、タイトルに大事な文言が入っていないと、いくら出品してもそれを欲しがってる人に見てもらえないというわけです。
一つ目の例の「ヴィトン 中古 バッグ」は論外。
「ヴィトンのネヴァーフル」が欲しいと思って検索している人にあなたの持っているネヴァーフルを見てもらえないわけですから、売れる確率は極端に下がります。
二つ目の「ルイヴィトン ネヴァーフル トートバッグ」。
悪くないんですけどね。70点かな。
できれば文字制限ギリギリまで検索される可能性のある文言はすべて入れるようにしてください。
また、ネヴァーフルにはモノグラムラインの他、ダミエラインやダミエアズールライン、草間彌生との限定コラボ品など、種類が多いです。
モノグラムのネヴァーフルが欲しい人は関係ない商品まで表示されないように検索窓に「モノグラム」を含めて検索する可能性が高いので、タイトルにもモノグラムを入れておいた方が良いですね。
あなたが出品しようとしている商品を他の人やストアはどんなタイトルで出品しているか事前に調査して参考にしてみてください。
↑こんな感じのことをタイトルに盛り込むとGOOD!
きっちりダメージを説明してくれていると、安心感がありますし出品者に対しても好感が持てます。
また、どこまでのダメージがあるか分からない不安要素の多い商品よりも、商品状態が明確に分かる商品の方が心理的に自分の予算いっぱいまで入札しやすくなります。
購入者との事後トラブルを防ぐためにも分かりやすく説明しましょう。
これはどうかな、書いて人も多いかもしれないですね。
靴や服など表記サイズのあるものは表記サイズを記載することはもちろん、実寸サイズを測ることも大切です。
ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリなどインターネットを利用して商品を売る場合、高く売れる可能性は高いものの、自分の出品している商品が正規品であることを証明できなければなかなか販売にはつながりにくくなります。
あなたが正規店で購入しているものであれば、「ルイヴィトン阪急梅田店で2015年の4月に購入しました」と書いてもいいかもしれないですし、そこまで細かい情報を書くのに抵抗がある場合には、「確実正規品です。」と一言書くだけでも全然違います。
偽物と自分で分かっている人は「ノベルティです。」とか、「いただきものなので正規品かどうかは分かりません。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。」って書いてるのをよく見かけます。
これ、絶対買わないでくださいね。偽物の可能性が非常に高いです。
また、「正規品ですか?」と聞いてもあやふやな返事しかしない出品者にも要注意。
あなたが確実正規品を出品するなら、堂々と正規品であることをアピールしましょう!
ヤフオクにしてもメルカリにしてもその人に対する「評価」がついて回ります。
この評価が悪かったり、過去のクレームを発見されると購入者はあなたから商品を購入することをためらってしまいます。
一つ一つの取引を丁寧に進め、いい評価を蓄積していきましょう。
逆に言えば、いい評価の数が多いと、他の出品者よりも落札される可能性が高くなります。
落札する側の気持ちに立って、どんな風に出品されていたら分かりやすく購入したくなるかを考えていたら、あなたの素敵なアイディアでもしかしたらストアより高く売ることができるようになるかもしれませんよ。
良い評価の割合が90%以上であるように心がけましょう。
「ダメージを撮影しなさい」「ダメージをコメント欄に記載しなさい」と書いてきましたが、これはあくまで簡易リペアでも落とせなかったダメージです。
落とせるダメージはきっちり落とすことで、ものにもよりますが数千円は売れ値が変わってきます。
ただし、通常使用ができないレベルの商品は、正規リペアに出すと修理代がかなり高くつくので、リペアに出さずにジャンク品として出品した方が賢明です。
一番取り扱いの多いヴィトンの保管方法と簡易リペアの方法をまとめた記事はこちらから↓
オークション形式でヤフオクに出品する場合は、出品期間と終了時間の設定をする必要があります。
日にちに特に指定はないのですが、一番売れやすい曜日があります。
それが日曜日。
ストアでも日曜日落札に設定しているところが多く、必然的にヤフオク内に一番人が集まるため高値がつきやすいと言われています。
逆に金曜日や土曜日の夜は外出する人が多いためか、高値がつきにくい傾向にあります。
終了時間は21~22時、もしくは22~23時を選んでください。
自宅でオークションをするのに最適な時間で、一番アクセスが集まるからです。
あまり早い時間だと夕飯やお風呂などの時間とかぶる可能性があるので、当店では22~23時にオークションが終了するように設定しています。
少しでも商品を見てくれる人が多い方が良いので、最低でも3日以上は出品しておいた方がいいでしょう。
3日以上であれば、あとは日曜日に落札となるようにすればおのずと期間が決まります。
最大の7日間出品していても、入札が入りだすのは終了時間ぎりぎりからというケースが多いので、終了時間まで粘り強く待ちましょう。
自動延長には必ずチェックを入れましょう。
チェックし忘れると、まだ金額が伸びるかもしれない商品でも、定時で頭打ちになってしまいます。
自動延長にチェックを入れておくことで、金額が伸びる所まで伸びてくれます。
自分の実力に自信があり、梱包発送などの時間を確保できる方であれば、ヤフオクやメルカリなどをうまく活用して売ると少しでも高く売れる可能性が高いです。
しかし、インターネットの知識や自分で一から出品→発送までするのは煩わしいという方は、買取専門店を利用してみてはいかがでしょうか。
ブランド品や宝石などの高級品を売るなら、総合リサクルショップよりも、買取専門店が絶対におすすめです!
不明な点や質問だけでもお気軽にお問い合わせください☆
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
ブランドハンズの
選べる3つの買取方法
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