GUCCI(グッチ)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

時計のアイコン 更新日2024年01月23日
GUCCI(グッチ)の歴史|創業者や発祥地などを年表形式で紹介!

GUCCI(グッチ)の歴史①(創業者や発祥地)

創業年 1921年
創業者 グッチオ・グッチ
発祥地 イタリア・フィレンツェ

グッチは世界的にもっとも有名なブランドの1つで、多くの著名人が愛用していることでも知られています。

グッチの創業は1921年で、創業者であるグッチオ・グッチが始めた皮革製品店がルーツとなっています。

グッチの発祥地はイタリアのフィレンツェで、現在もフィレンツェに本社が置かれています。

グッチでは革製品以外にも、新しい素材を使用したさまざまな製品も販売していて、現在でも多くの方から支持されています。

 

GUCCI(グッチ)の歴史②(年表や沿革)

年号 出来事
1921年 グッチオ・グッチがフィレンツェにて高級皮革製品店を創業
1933年 GUCCIの王道デザイン「ダブルGロゴ」が考案される
1947年 代替素材だった竹を持ち手の部分に採用した「バンブーバッグ」を発売
1965年 グッチのイメージを変えた「ビットモカシン」が誕生
1966年 長年にわたり愛されている「フローラ」を開発
1994年 トムフォードがチーフディレクターとして就任
2011年 グッチがPPRグループの100%子会社となる

 

1921年:グッチオ・グッチがフィレンツェにて高級皮革製品店を創業

グッチの起源となったのが、1921年にグッチオ・グッチがフィレンツェにてオープンした高級皮革製品店です。

この店は非常に好評で、1号店をオープンしてからわずか2年後には2店舗目もオープンしています。

なお、グッチは現在でもイタリアを拠点としていて、フィレンツェに本社を置いています。

当時のグッチオ・グッチは、主な商品として高級革を使った旅行かばんや馬具を製作しており、製品の品質の良さから人気を集めることとなりました。

 

1933年:GUCCIの王道デザイン「ダブルGロゴ」が考案される

1933年には、GUCCIデザインの象徴となる「ダブルGロゴ」が発案されました。

このときグッチは世界で初めて、デザイナーの名入り商品を販売することになります。

こうしてグッチブランドは多くの方に知られるようになり、ブランドとしての人気を確立していくことになりました。

特に高級品としての人気が高く、セレブ女性が愛用するブランドの一つとして認識されていました。

ちなみに、この当時1933年に生まれたダブルGロゴは、現在でもグッチのロゴとして有名です。

 

1947年:代替素材だった竹を持ち手の部分に採用した「バンブーバッグ」を発売

1947年の第二次世界大戦期には、牛革の使用が困難となったことで、グッチは革の代用品となる素材を模索することになります。

そこで革の代わりとして使用された素材が、日本から輸入した竹であり、竹をバッグの持ち手として採用したことで「バンブーバッグ」が誕生しました。

バンブーバッグは、画期的でおしゃれなデザインのバッグとして人気を集めるようになり、製品に革が使えないというブランドの危機を乗り越えることに成功しました。

 

1965年:グッチのイメージを変えた「ビットモカシン」が誕生

1953年にはグッチの創業者であったグッチオ・グッチが亡くなりました。

その後経営を任されたアルド・グッチは、1965年にビットモカシンを発売しました。

このビットモカシンは、当時のグッチのイメージを変えるきっかけとなった商品で、富裕層やセレブからの人気が非常に高くなりました。

ここからがグッチ黄金期の始まりともされています。

さらに店舗もイタリアだけではなくニューヨークにも進出し、世界的な人気を集めました。

 

1966年:長年にわたり愛されている「フローラ」を開発

1966年にグレース・ケリーによりインスパイアされたフローラは、当時発売されたスカーフを始めとして、グッチのさまざまなアイテムにデザインされることになりました。

フローラは花柄の美しいデザインとなっていて、富裕層やセレブの女性を中心とした人気が高く、大ヒット商品となりました。

そしてこのフローラのヒットが、おしゃれ好きな女性からのブランドへの支持をさらに集め、グッチはよりいっそう人気のブランドに成長していきました。

 

1994年:トムフォードがチーフディレクターとして就任

グッチでは1984年ごろから後継者争いが始まり、その期間はブランドの人気が低迷するようになりました。

しかし、1994年にトムフォードがチーフプロデューサーに就任したことで、廃盤となっていたモデルを現代風にアレンジし、多くのアイテムをデザインするようになりました。

新しく製作されたアイテムには、グッチの黄金期を意識したデザインが施され、さらに人気を集めるようになりました。

このトムフォードの就任によって、グッチの人気は復調の兆しを見せ始めました。

 

2011年:グッチがPPRグループの100%子会社となる

グッチはPPRグループに買収され、2011年にはPPRグループの100%子会社となしました。つまりグッチは、グッチ家の経営から完全に離れてしまったことになります。

それでも、現在のクリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレは、優れたデザインを精力的に発表しています。

ダブルGロゴなどの伝統のあるデザインのみにとらわれず、派手なデザインや新鮮なデザインを取り入れることで、若い世代からも支持を集めています。

この記事を書いた人

代表取締役 久保

代表取締役 久保

ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年

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