貴金属のホールマーク(刻印)とは
公開日:2022.03.15
更新日:2025.08.11

貴金属を売却する際、「ホールマーク」や「刻印」という言葉を聞いたことはありませんか?この記事では、貴金属の品位を示すホールマークについて詳しく解説します。
ホールマークとは
ホールマークは、貴金属の品位(純度)を証明する刻印のことです。金、プラチナ、銀などの貴金属製品に打刻され、その製品の価値を示す重要な指標となります。
主な貴金属の刻印
金(ゴールド)の刻印
刻印 | 純度 | カラット表記 |
---|---|---|
K24 / 999 | 99.9% | 24金 |
K22 / 916 | 91.6% | 22金 |
K18 / 750 | 75.0% | 18金 |
K14 / 585 | 58.5% | 14金 |
K10 / 416 | 41.6% | 10金 |
プラチナの刻印
刻印 | 純度 |
---|---|
Pt1000 | 100% |
Pt950 | 95.0% |
Pt900 | 90.0% |
Pt850 | 85.0% |
銀(シルバー)の刻印
刻印 | 純度 |
---|---|
SV1000 / 999 | 99.9% |
SV950 | 95.0% |
SV925 | 92.5%(スターリングシルバー) |
SV900 | 90.0% |
刻印の見方と位置
刻印の位置
・指輪:内側
・ネックレス:留め金部分
・ブレスレット:留め金やプレート部分
・ピアス:ポスト部分や裏側
刻印を見る際の注意点
・ルーペを使用して確認
・光の当たる角度を調整
・汚れている場合は軽く拭き取る
日本と海外の刻印の違い
日本の刻印
・K18、K14などのK表記が一般的
・造幣局の検定マーク(日の丸マーク)
海外の刻印
・750、585などの数字表記
・各国独自の検定マーク
・ブランドの刻印と併記されることが多い
刻印がない場合
刻印がない貴金属でも以下の場合があります:
・古い製品で刻印が摩耗している
・手作り品や一点物
・海外製品で異なる表記
このような場合でも、専門的な検査により品位を確認できます。
偽物の刻印に注意
注意すべき刻印
・GP(Gold Plated):金メッキ
・GF(Gold Filled):金張り
・刻印だけで中身が異なる偽物
真贋の確認方法
・比重検査
・X線検査
・試金石による検査
ブランドハンズでの貴金属買取
ブランドハンズでは:
・専門機器による正確な品位検査
・刻印がない商品も査定可能
・その場で検査結果をご説明
・適正価格での買取
貴金属を高く売るコツ
1. 刻印を事前に確認
2. 付属品(鑑定書など)を準備
3. きれいな状態で持参
4. 相場を事前にチェック
よくある質問
Q: 刻印が読めないほど古い指輪でも買取できますか?
A: はい、専門機器で品位を確認して買取いたします。
Q: K18GPと刻印がありますが、買取可能ですか?
A: GPは金メッキを意味するため、貴金属としての買取はできません。
Q: 海外で購入した750刻印の製品は買取できますか?
A: はい、750は18金相当ですので買取可能です。
まとめ
ホールマーク(刻印)は貴金属の価値を示す重要な指標です。刻印を理解することで、お持ちの貴金属の価値を正しく把握できます。
ブランドハンズでは、経験豊富な鑑定士が貴金属の真贋と品位を正確に判定し、適正価格で買取いたします。刻印についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人

代表取締役社長
久保雅之
経歴
ブランド買取業界14年
ブランド買取ブランドハンズ社長
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