買取店やリサイクルショップで売る際に必要な身分証の種類とは
公開日:2020.08.20
更新日:2025.08.07

目次


売る際(買取)に身元が確認できるモノが必要な理由
買取を行う買取店やリサイクルショップなどで買取をする際に身元が確認できるモノが必要になります。
※厳密には身分証明書とは異なります。
買取店やリサイクルショップなど買取をしているお店は営業するにあたり公安委員会から古物商許可証を取得しなければなりません。
その古物商は「古物営業法」という法律があります。
古物営業法の中で以下のような法律があります。
引用
法第15条1項第1号の規定による確認は身分証証明書、運転免許証、国民健康保険証等相手側の身元を確かめるに足りる資料の提示を受け、または相手方の身元を確かめるに足りるものに問合わせることによるものとする。
これらのことからお店側は、身分が分かるモノの提示を受け確認しなければいけません。
また、古物台帳(帳簿)を作成する義務もあることや多くの買取店やリサイクルショップは確認間違いやミスを防ぐため、犯罪防止の観点、身元が確認できる身分証の提示を行けたことの確認、身分証のコピーやスキャンを多くのお店が行っております。
これらのことからほとんどの買取店やリサイクルショップで「買取」をしてもらう場合、身分が確認できるモノが必要になります。
買取店で身元が確認できるモノとして認められるモノ

ほとんどのお店で公的機関や自治体、公益法人で発行された氏名、生年月日、現住所が記載されたモノが身分が確認できるモノとして認められることが多いです。
買取店やリサイクルショップ独自の規定があり、身分が確認できるモノとして認めているモノに限るので、買取を利用する際には事前に問合せしましょう。
・運転免許証
運転免許証は身元確認の際に一番良く使用される身分証明書です。
運転免許証であればどこのお店でも問題ありません。
・運転経歴証明書
・健康保険証
・住民基本台帳カード
・障がい者手帳
・外国人登録証
・マイナンバーカード(個人番号カード)
マイナンバーカードは身分証明書として認められておりますが、マイナンバーは、法令で定められた税・社会保障・災害対策の手続きのため以外にコピーすることは禁じられており、取扱いに注意が必要です。このことから身分が確認できるモノとして使用できないお店もあります。
・在留カード
(※在留カードは令和3年10月1日より消費税法改正に伴い本人確認書類としてご利用いただけなくなりました。)
・特別永住者証明書
・パスポート
(※2020年2月4日以降発行のパスポートをお持ちの場合には、3ヶ月以内の公共料金の請求書や領収書など現住所が合わせて確認できるものが必要となります。)
・住民票(発行から3カ月以内のもの)
・船員保険証
・戸籍の謄本(3カ月以内)
・印鑑登録証明書(発行から3カ月以内のもの)
・一般財団法人全国古物商防犯協力会が発行する身分証明書又は身分証明書
・一般財団法人全国古物商防犯協力会が発行する身分証明書用写真票
・各種年金手帳
・各種年金証書
・各種福祉手帳
・医療受給者証
・母子健康手帳
年齢の確認が必要です
買取店やリサイクルショップで古物を売却する場合、年齢の確認も必要です。
18歳未満の方は保護者の同意が必要となります。
買取店やリサイクルショップは、古物営業法によって年齢確認の義務があります。
買取店によって身分証として認めないもの
お店によって身元が確認できるモノとして認めていないものもあります。
事前にお店に問合せをしてから利用することをお勧めします。
・学生証
・社員証
・マイナンバーカード(個人番号カード)を身分証として認めないお店もございます。
・有効期限切れのもの
基本的に現住所がお客様が申告した住所と一致していることと、顔写真がついているものが確実です。
身分証を忘れた場合は買取ができません
身分証がないと、買取店やリサイクルショップでは買取をすることができません。
これは古物営業法という法律で決まっていることなので、お店のスタッフが勝手に決めているわけではありません。
身分証を忘れてしまった場合は、一度取りに帰ってから改めて買取をお願いしましょう。
住所変更している場合、裏面の確認もされます
運転免許証や保険証で住所変更をしている場合、裏面に新住所が記載されていることがあります。
買取店やリサイクルショップでは、表面だけでなく裏面の確認も行われます。
住所変更をしている場合は、裏面もコピーされることがあります。
現住所が身分証と異なる場合は、住民票や公共料金の領収書など現住所が確認できるものを持参しましょう。
ブランドハンズで買取をする際の身分証について
ブランドハンズでは、以下の身分証をお持ちいただければ買取が可能です。
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート(※2020年2月4日以降発行のパスポートをお持ちの場合には、3ヶ月以内の公共料金の請求書や領収書など現住所が合わせて確認できるものが必要となります。)
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・特別永住者証明書
顔写真付きの身分証をお持ちでない場合は、2点の身分証を組み合わせることで買取可能な場合もございます。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
また、18歳未満の方は保護者の同意書と保護者の身分証が必要となります。
まとめ
買取店やリサイクルショップで買取を利用する際は、身分証の持参が必須です。
古物営業法という法律によって定められているため、どの買取店でも必ず身分証の確認が行われます。
身分証を忘れた場合は買取ができないので、事前に準備してから訪問しましょう。
不明な点がある場合は、事前にお店に問い合わせることをお勧めします。
ブランドハンズでは、お客様に安心してご利用いただけるよう、身分証確認を適切に行っております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人

代表取締役社長
久保雅之
経歴
ブランド買取業界14年
ブランド買取ブランドハンズ社長

株式会社ブランド買取ブランドハンズは大阪府公安委員会から買取店の運営に必要な古物商許可をいただいております。
【大阪府公安委員会古物商許可番号】 第62203R023815号
大阪府公安委員会ホームページ

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