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「お金をためてプラダを買いたい!」と思っている人ってたくさんいるのではないでしょうか?
プラダは最も偽物の多いブランドと言われており、世の中に大量に出回っています。
プレゼントでもらったので間違いなく本物だと思い込んでいたが、実は偽物だったという事例も少なくありません。
プラダがほしくて勢いでネットで買ってしまったが、冷静に考えると本物なのか偽物なのか不安になった経験はございませんか?
ここで紹介する,たった10個のチェックポイントと20の真贋方法を確認するだけで
簡単にプラダの本物と偽物を見極めることができます!!
この真贋方法を実施した上で偽物を手にしたことは一度もございません。
近年では偽物のレベルも各段に上がっており、スーパーコピーが増えているのも事実です。
質の良い革が使われていて高級感もある素材なので本物だと思ったら、
よく見ると縫い目がほつれており、処理が雑でやはり偽物ではないかと迷う事もございます。
「本物か偽物かどっちだ!」と頭を悩ませます。
一か所だけでは真贋を判断できない商品ばかりです。
必ず総合的に本物か偽物かを判断するようにしましょう。
チェックポイント1から見分けるために重要な順番で書いてあります。
それでは細かく見ていきましょう!
目次
本物と偽物を見分けるのに最も重要なポイントがバッグ内側のAの結び目です。
プラダのバッグは内側がナイロン素材であることが多く、PRADAロゴが全体に連なっています。
そのPRADAロゴの中でも特に「A」を注目して見てみましょう。
青丸部分のように本物はAの横線の中央に結び目があり、2本の線に分けられているように見えます。
赤丸部分のように基準外のものは結び目がなく、1本の線に見えます。
偽物はよく見ないと分からないような細かい部分が雑になっていることが多いです。
1 横線の中央に結び目があるか
横線の中央がしっかり結ばれています。
肉眼では確認しにくいので、実際に見る場合は拡大鏡を使うことをおすすめします。
バッグ内側のAに結び目があるかどうかは特に重要なポイントです。
横線の中央に結び目がなく綺麗な直線です。
重要かつ最もわかりやすいポイントがメインファスナーの製造会社の刻印です。
まずファスナーの裏側を見て、製造会社の刻印があるかどうか確認しましょう。
裏側なので見にくいですが本物か偽物かを一番見分けやすいポイントです。
本物のメインファスナーは必ず
riri(リリ)、Lampo(ランポ)、IPI(アイピーアイ)社のいずれかの刻印があります。
基準外の商品はメインファスナーに刻印がないことが多く、プラスチックのようなつくりで安っぽいです。
※バッグの内側ポケットのファスナーなどは刻印がなくてもOKです。
2 製造会社はriri(リリ)、Lampo(ランポ)、IPI(アイピーアイ)のいずれか
riri(リリ)の刻印とM6のように「アルファベット1文字+数字1文字」の刻印があります。
M6のMですがriri社のメタル(METAL)というモデル名の頭文字を表しています。
数字は歯の部分の幅により変わります。
こちらがLampo(ランポ)のファスナーです。刻印がサインのように書かれています。
riri(リリ)、Lampo(ランポ)、IPI(アイピーアイ)社のファスナーは金属製ならではの高級感があり、作りもしっかりしています。
刻印がありません。刻印が書かれている場合もありますが、riri(リリ)、Lampo(ランポ)、IPI(アイピーアイ)社以外のファスナーが使われています。
基準外の商品は安い金額で大量に生産したいという考えで作られているのでファスナーにまで高いお金をかけません。
白タグがあるかどうかも必ず確認しなければならないポイントです。
白タグとは商品の生産工場を示した数字が書かれている白いタグのことです。
バッグ内側のポケットの中などにあることが多いです。
本物は必ず白タグがついており、数字も書かれています。
基準外の商品はどこを見ても白タグがありません。
白タグがなければ偽物の可能性が非常に高いです。
3 白タグがあるかどうか
4 数字の字体はゴシック体か
基本的に数字は真っ黒に塗られています。
※古い商品は劣化して薄くなっている場合もございます。
白タグが2枚ついているものもあります。
本物の数字の字体は必ずゴシック体です。
※ゴシック体…文字の縦横幅(太さ)が均一な字体
数字が全体的に大きく、4の字体もゴシック体ではありません。
本物のプラダでこのような白タグはありません。
ボタンは財布やキーケース、バッグなどさまざまな部分についています。
こちらも本物と偽物を簡単に見分けられる真贋ポイントです。
ボタンにも凸と凹がありますが凹部分が重要です。
プラダのボタンの凹部分の中には2本の棒があります。
本物は2本の棒の位置が「PRADA」のRとDの部分から反対側の「PRADA」のRとDの位置に伸びています。
2本の棒の位置が上記と違っていれば基準外商品になります。
基準外を見てみると棒の位置は良いですが、
PRADAロゴの一つ一つの文字の周りが凹みすぎてぼやけて見えます。文字も大きすぎます。
5 凹部分の中の2本の棒の位置
6 凹部分と凸部分の周りの点の大きさ
7 凹部分と凸部分の周りの点の間隔
2本の棒が「PRADA」のRとDの部分から反対側の「PRADA」のRとDの位置に伸びています。
ボタンの凹部分と凸部分どちらにも当てはまりますが、ボタンの周囲に点々があります。
本物はボタンの周りの点の大きさが大きく、間にもう一つ点が入りそうなくらいの間隔があいています。
PRADAの刻印が大きく、文字の周りがかなり凹んでおり、ぼやけているように見えます。
点と点の間隔が非常に狭いです。
また、点の周りがかなり凹んでおり、点も繋がっているように見えます。
PRADAロゴのAが2つとも同じ形かどうかは、本物か偽物かを見分けやすいポイントです。
見ればわかりますが、PRADAという文字にはAが2つはいっています。
「そんなの当たり前!馬鹿にしてるのか!」と言われそうですが、
ここが本物か偽物かを見分ける真贋ポイントになるのです。
本物の青丸のAを見比べるとまったく同じ形をしています。
しかし、基準外の赤丸のAはよく見ると中の三角形が左の方が大きいです。
見比べる際は特にAの中の三角形の大きさに注目すると違いがわかりやすいです。
8 Aが2つとも同じ形をしているか
Rの斜め線に切れ込みがあるかどうかもチェックするポイントです。
本物でもRの斜め線に切れ込みがある商品とない商品があるのでこちらの部分だけでは本物か偽物かは判断できません。
ただ、切れ込みをいれるのにもお金と時間がかかります。
偽物を作る側の立場になればお金も時間もできるだけかけずに大量生産したいと考えるはずです。
切れ込みをいれるのにも手間がかかるので、Rの斜め線に切れ込みがある方が本物の可能性が高いです。
切れ込みがあることによってRの斜め線の部分がひし形のような形になることが大きな特徴です。
本物か偽物かを見分ける際の参考程度に確認しておきましょう。
9 切れ込みがあるか確認
10 斜め線の部分がひし形になっているか
本物か偽物かを見分ける際には、縫製も見逃してはいけないポイントです。
本物は一縫いの長さや縫製の間隔も等しいです。
基準外は一縫いの長さがバラバラです。
一縫いごとに傾きも違うことがよくあります。
また、基準外はほつれがあったりとにかく雑な印象です。
縫製が汚いのではないかと少しでも違和感を覚えることが非常に重要です。
11 一縫いの長さが等しいか
12 縫製全体にガタつきがなく一直線上にあるか
13 縫い目がぐちゃぐちゃになっていないか
しっかり綺麗に縫われています。
縫製全体も一直線上にあります。
よく見ると左側の縫製が左下にずれていっていますが本物です。
多少ずれがありますが、このくらいの縫製は問題ないです。
偽物は縫い目の処理が雑過ぎてぐちゃぐちゃになっていることが多いです。
また、縫製全体が一直線ではなく大きくずれて斜めになっています。
12本物ではそのように縫い目の処理が雑になったり縫製が大きくずれることもありません。
ファスナープルのメッキの塗りも見逃してはいけない重要ポイントです。
光りが当たる場所でさまざまな角度から見てみましょう。
本物はファスナープルのメッキの塗りが非常に綺麗でどこから見てもムラがありません。
基準外は角度を変えて見るとムラがあり、メッキが剥がれていることが多いです。
縦線や粒々がところどころに見られ、見た目上も決して綺麗とは言えません。
14 メッキがムラなく綺麗に塗られているか
底鋲が付いている商品は忘れずにチェックしましょう。
一つの底鋲にPRADAの刻印が二ヶ所彫られています。
本物はPRADAの文字が小さめでとても鮮明に彫られています。
基準外はボタンの時と同様に文字の周りがかなり凹んでおり、サイズも大きいです。
本物でこのような雑な処理がされていることはありえません。
15 PRADAの刻印の大きさ・彫られ方
ギャランティカード付きの商品であれば必ず確認しなければならないポイントです。
プラダで財布やバッグを購入した際に必ずついてきます。
ギャランティカードの偽物は大量に出回っているため、ネットなどで販売されているギャランティカード付き商品も簡単に信じてはいけません。
裏面が特に重要です。
裏面を見ると購入日と購入場所がスタンプでしっかり押されています。
スタンプで押されていれば本物である可能性が非常に高いです。
しかし、プラダのアウトレット商品はギャランティカードに購入場所と購入日が印字されません。
アウトレット商品とは売れ残った商品や作りすぎた商品を売り切るために定価よりも値下げして販売されている商品です。
※傷がついているなどの理由で定価より値下げされている商品もアウトレット商品に含まれます。
アウトレット商品も本物です。
購入日と購入場所が空欄の場合はアウトレット商品か偽物なので要注意です。
他にも型番、素材、色が書かれているので商品と書かれている内容が同じか確認しましょう。
また、国内正規品でも並行輸入品でもギャランティカードには購入店と購入日の情報が印字されます。
国内正規品・・・日本国内の正規代理店を通して販売されている商品
並行輸入品・・・小売業者などが海外から直接輸入して販売されている商品
16 PRADAロゴを囲んでいる鎖の中に点があるか
17 購入場所、購入日が書かれているか
18 型番を検索し、同じ商品がでるか
19 素材、色は実物と一致しているか
20 型番、素材、色の文字は真っ黒であり、剥がれがないか
表面のPRADAロゴを囲んでいる鎖の中には必ず点があります。
本物は一つ一つの鎖に丁寧に点が書かれています。
購入場所、購入日がしっかりスタンプで押されています。
ネット上で型番を検索すると同じ商品が出ます。
型番を検索して出ない場合は偽物の可能性が非常に高いです。
※古い商品だと出ない場合もあります。
正直英語を見ただけでは、素材も何色なのかもパッと思い浮かびません。
ネットで「VIT.DAINO 素材」、「CUOIO 色」のように検索すればある程度はわかるので一度検索してみましょう。
型番、素材、色の文字は真っ黒で塗られていて剥がれもありません。
本物は型番、素材、色の文字を爪等で削っても絶対に消えることはありません。
偽物は購入日と購入場所が書かれていないことが多いです。
アウトレット商品は本物ですが購入場所と購入日が書かれていないので、そこだけでは本物か偽物かは判断できません。
手書きで書かれている場合も偽物の可能性があるので要注意です。
※必ず商品の真贋を確認して総合的に判断しましょう。
10個のチェックポイントと20の真贋ポイントのまとめてみました☆
1 横線の中央に結び目があるか
2 製造会社はriri(リリ)、Lampo(ランポ)、IPI(アイピーアイ)のいずれかか
3 白タグがあるかどうか
4 数字の字体はゴシック体か
5 凹部分の中の2本の棒の位置
6 凹部分と凸部分の周りの点の大きさ
7 凹部分と凸部分の周りの点の間隔
8 Aが2つとも同じ形をしているか
9 切れ込みがあるか確認
10 斜め線がひし形になっているか
11 一縫いの長さが等しいか
12 縫製全体にガタつきがなく一直線上にあるか
13 縫い目がぐちゃぐちゃになっていないか
14 メッキがムラなく綺麗に塗られているか
15 PRADAの刻印の大きさ・彫られ方
16 PRADAロゴを囲んでいる鎖の中に点があるか
17 購入場所、購入日が書かれているか
18 型番を検索し、同じ商品がでるか
19 素材、色は実物と一致しているか
20 型番、素材、色の文字は真っ黒であり、剥がれがないか
改めてチェックポイントを確認すると、
本物にはあるが偽物にはないという点が多くみられます。
本物の特徴を覚えておけば、偽物に出会った時、
「Aの横線に結び目がない!白タグもない!」とすぐに気づくことができます。
偽物はよくみると雑なところがあったり、なんか作りが安っぽい気がするなど違和感があります。
これらの全ての真贋方法を確認して、ようやく本物か偽物かを判断することができます。
かなりめんどくさい事かもしれませんが、見極めるためにはどれも必須な作業です。
このプラダは本物だと確信できればそれだけで気持ちもスッキリするはずです!
皆様がスッキリできるように上記に示したプラダの本物と偽物を区別する見分け方10個のチェックポイントと20の真贋方法が少しでもお役に立てると幸いです。
東京と大阪で定期的に開催しているセミナーではブランド品の基礎知識から真贋方法実際の商品を用意して説明しています。
起業を考えている方やフランチャイズリサイクルショップを考えている方などたくさんの方にご参加いただいております。
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
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