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就任年 | ウィメンズ | メンズ |
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1916~1971年 | ココ・シャネル | |
1972~1982年 | ガストン・ベルテロ、ラモン・エスパルザ、イボンヌ・デュデル、ジーン・カゾーボン | |
1983年 | カールラガーフェルド | カールラガーフェルド |
1984~1998年 | カールラガーフェルド、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(ジュエリー部門) | カールラガーフェルド |
1999~2007年 | カールラガーフェルド | カールラガーフェルド |
2008~2014年 | カールラガーフェルド、ピーター・フィリップス(メイク部門) | カールラガーフェルド |
2015~2018年 | カールラガーフェルド、ルチア・ピカ(メイク部門) | カールラガーフェルド |
2019年~現在 | ヴィルジニー・ヴィアール、ルチア・ピカ(メイク部門) | ヴィルジニー・ヴィアール |
ココ・シャネルは、世界的有名ブランドシャネルを創業したフランスの女性デザイナーです。シャネルを創業しただけでなく、亡くなる直前までデザインを手掛けていました。
ココ・シャネルは、一時的な活動停止期間はあったものの、リトル・ブラック・ドレスや白をトリミングした黒スーツのカメリアなど、多彩なファッションをデザインしたことで知られています。
そんな服飾のイメージが強いココ・シャネルですが、1921年にはシャネルNo.5という伝説的な香水を発表します。
極めてシンプルなクリスタルの角瓶に入れられた香水は、長時間香りを維持できる機能性の高いもので、現代の香水の基礎をつくったとも言われています。
ココ・シャネルの死後、後継者となったのは彼女の元で働いた4人のアシスタントデザイナーたちです。
ガストン・ベルテロ、ラモン・エスパルザ、イボンヌ・デュデル、ジーン・カゾーボンの4名がシャネルブランドを引き継ぎました。
しかし4人体制のデザイナー陣をもってしても、ココ・シャネルのカリスマ性のなくなったメゾンは低迷期を迎えてしまいます。
ココ・シャネルらしさを意識しすぎたために陳腐化し、メゾンの評判はますます落ちていったのです。
ココ・シャネルの死後、人気が低迷していたメゾン復活の立役者となった人物は、ドイツ出身のデザイナーのカールラガーフェルドでした。
1965年カールラガーフィールドは、フランスのブランドであるクロエのデザイナーとして実力を発揮し、クロエを飛躍に導いた実績がありました。さらにイタリアのFENDIとも契約し、瞬く間にそのブランドイメージを高めていったのです。
そしてシャネルも彼の力を借りるべく、1982年にデザイナーとして彼を迎え入れました。
「低迷したシャネルをドイツ人がデザインできるのか」という議論があったものの、そういった批判を彼は一瞬で覆すことになります。
カールラガーフェルドは就任後のデビューコレクションで、内外の注目を一気に集めました。
当時の流行を取り入れたデザインにシャネルのロゴを積極的に散りばめ、シャネルのイメージを崩さないかつ現代的なデザインを確立しました。
このようにしてカールラガーフェルドは、シャネル史上偉大なデザイナーの一人として名を残すこととなったのです。
ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは、フランス貴族出身の女性宝飾デザイナーです。
モデル経験も持つ彼女は、シャネルのジュエリー部門を1984~1998年の14年間にわたって担当し、シャネルのジュエリーの基礎を作った人物として知られています。
ピーター・フィリップスは、ベルギーのメイクアップアーティストです。
当時の流行ファッションが服飾などの身につけるものに軸足が移っていく中、再びメイクアップに注目を集めたことでも知られています。
シャネル在籍中は、定番のネイルアイテムである品番505の「パティキュリエール」を生み出すなど多くの実績を残しました。
パティキュリエールは現在でも、シャネルのメイク部門の人気アイテムとして多くの人たちから高い評価を得ています。
ルチア・ピカは、イタリア・ナポリ出身の女性デザイナーです。また、シャネルのグローバルクリエイティブメイクアップ&カラーデザイナーとして活躍している人物でもあります。
ルチア・ピカは、現代ファッションの解釈で創業者ココ・シャネルの伝統を守りつつ、独創的なデザインを踏襲し、シャネルのモダンさを維持しながら飛躍させているデザイナーです。
さらに彼女は、口紅やアイシャドウ、リップグロスなどメイク部門で多くの大ヒットを打ち出していることでも知られています。
ヴィルジニー・ヴィアールは、カール・ラガーフェルドの死後、その後継者としてシャネルの服飾デザインを担当しています。
カール・ラガーフェルドの右腕として、30年以上ともに仕事を行ってきた人物でもあり、シャネルの創造性と活力をさらに発展させてくれる人物だと注目されています。
彼女の使命は、現在のシャネルブランドを発展させていくことです。
ここからシャネルがどのようにして発展してくのか、全世界が注目している女性です。
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年
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