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厳密にはブランドが本物か偽物かを判別する方法はその商品の制作したブランド自体に判断してもらうしかありません。
しかし鑑定サービスを行っているブランドはなく厳密に偽物と判別する方法はありません。
第三者が行っている鑑定サービスや真贋サービスもありますが、ブランド自体と関係があるサービスはなく、裁判や刑事事件になった場合は偽物の証拠として認められない可能性があります。
ブランド正規店では鑑定だけのサービスは基本的にしてもらうことができません。
修理をしてもらった場合でも修理明細に「本物と保証するものではない」と記載があるブランドもあり、修理できたから本物という確証があるわけではありません。
自社で買取をするために買取店独自の鑑定は行っており、あくまでその買取店の基準で買取ができる、買取ができないの判断になり、偽物と断定や判別できるものではありません。
実際に買取店に偽物のブランド品を持ち込んで聞いてみると、「買取できない」と言われることがほとんどです。
万が一、「この商品は偽物です」と言って間違っていた場合や勘違いがあった際にトラブルになる可能性があることから、基本的には「偽物だから買取できない」と言うのではなく「当店の基準外だから買取できない」と言うことがほとんどです。
もし、買取店のスタッフに「偽物です」と言われた場合でも、「偽物の可能性は高いが何の証拠にもならない」と考えましょう。
ブランド買取店のスタッフは本物だと思っていても買取しない場合があります。
・偽物が多い商品で会社で買取してはいけないルールがある
・販売する際にトラブルになる可能性がある商品
・社外で修理された可能性がある
・真贋に自信がない商品
このような場合は基準外として買取できないと商品をお返しする場合があります。
基準外と言われたからと言って、偽物の可能性が高いとは限りません。
フリマアプリでの取引で本物か偽物かのトラブルになった際に、ブランド品買取店や質屋に持っていくよう言われる場合があります。
これはあくまでフリマ側で返金返品するかの判断基準で、ブランド品自体を本物か偽物かを判断することはできません。
ブランド品買取店側からしたら間違ったことを伝えてトラブルになる可能性があり、ブランド品買取店側からしたら迷惑でしかありませんので、もしフリマアプリに言われて利用する場合は、何か商品を売却したり、暇そうな時を狙って行くようにしましょう。
ブランド買取店で厳密な鑑定はできない。
ブランド品買取店の基準の査定として見てもらうことはできるが迷惑になるので気を付けましょう。
この記事を書いた人
代表取締役 久保
ブランドハンズの代表取締役社長
ブランド買取業界歴10年